| 六十三番 暮るまで待をくれたるきおい馬心ならずや月にのるらん 影法師みぐるしければ辻ずまふ月をうしろになしてねる哉 |
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| 左右。ともに心詞くみあひたるけいばすまふなれば。勝負ありがたし。よき持たるべし。 競馬組 むかしは。 上ざまにも もてなされし事の。 今はこの氏人のみに のこりて。 相撲取 道のおもひ出に。 相撲の節にめさればや。 |
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| おい馬のをくれはてたる我なれや取つきがたき恋もする哉 わが恋はさつまの氏のおさなれやかたてにだにも逢人のなき |
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| 左右。おもしろくきこゆ。猶右は。かの氏おさがあふ人のなかりけん。よくとりよれり。可為勝。 | |