あがたの三月よつき
《あがたの三月よつき》
するが町にて小の川才助にあふ。これも七八年ぶりの咄し。立ながら時をうつしたり。今はちくごの殿の御侍にて有バ。
供人三人にていとりつパに勿躰備りたり。其終をよくするといふべし。
《あがたの三月よつき》
二十五日は八丁堀三丁め雪中庵にあそびて両吟す。
(中略)
代かゆる鳥立さハぐ風の月 仝
古き角力のゝこるみゝたぶ 江
かつぎ込あやは祭りの肴うり 仝
二十五日…寛政12年10月。
仝…雪中。
江…大江。
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp