無事志有意
《無事志有意》

  白眼競          三毛作
今ハ昔。にらめくらの会を催。角力のことく東西に立わかれ。土俵へあがりにらみあひ。笑たる者ハ負と。 行事是をさだめる。扨だんだんに取あがり大関になり。東大目玉大目玉。西はまじめ顔まじめ顔と。双方立向ひにらめる。 しばらく勝負つかねバ。水をのませ。それよりひしゆつをつくしてにらめて居ると。だんだん目玉がいたくなるゆへ。 両方の関取も手を出して。目をいぢろふとすれバ。見物から。こすりハならねヱぞこすりハならねヱぞ
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp