| すまひのかへりあるじのくれつかた。をみなへしをおりて。あつよしのみこのかざしにさすとて | 三条右大臣 | |
| をみなへし花のなゝらぬ物ならば何かは君がゝざしにもせん | ||
| 年ごろ。家のむすめにせうそこかよはし侍けるを。女のためにかるがるしなどいひて。ゆるさぬあひだになん侍ける | ||
| 太政大臣の。左大将にて。すまひのかへりあるじし侍ける日。中将にてまかりて。 ことおはりて。これかれまかりあかれけるに。やむごとなき人二三人許とゞめて。まらうど。あるじ。さけあまたゝびのゝち。 ゑひにのりて。こどものうへなど申けるついでに | 兼輔朝臣 | |
| 人のおやの心はやみにあらねども子を思道にまどひぬる哉 | ||