蝿打
《蝿打巻一》
坂東者やつゆもいとはぬ
東の字折に有。あつま坂東ひかし云替て四也
●名匠の千句等にもさし合ハ有也。跡化の菩薩にも誤ハ有とぞ
《蝿打巻一》
あやめのねのミなげく後室
惜むらしうつ切髪を水かゝみ
相撲とりとりあかれこし中
同季近し。又すまふ前句に便りなし
●昔ハ相撲にかうをとるゆへ。とられまひために髪をかりし也
かへさるゝ形見のたんな露けくて
相撲に不付。これすてがたき所也
●たんなとハ下帯の事也。それをつかぬとハいかゝ
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp