小林一茶書簡
《小林一茶書簡》文政3年12月8日

過日ははるばる御出。御見廻の品ありがたく。又其上に大蕷沢山。好物のもの故。とろゝ汁を仕候間。賞味。御礼申上度。かしく。
しちやう紙二枚とぢのひらひら横帳。御書物の間などに紛れ込み候哉。もしあらば。春迄御仕廻置可被下。奉願上候
 十二月八日
  里の子や雪待かねし株角力
  雪丸と成りおふすれば捨すつ也
  節季候も三絃にのる都かな
御評可被下候。       一茶
雲士様

《小林一茶書簡》文政6年7月18日

仰之通いまだあつく候へども。御清安奉賀。されば。御秘蔵の御種人ありがたく奉存候。右御礼申上度。如斯。かしく。
  七月十八日
   古角力勝たるふりはせざりけり
   見物に地蔵も並ぶおどりかな
     七夕
   涼しさはどれが彦星まごぼしよ
などゝ御評可被下候。    一茶
 楚江大人
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp