其角十七回
《其角十七回上》

一。一周忌集に元禄戊子歳。予撰之
  (中略)
       杭のかほ鳥唾幣澄
すまふ取の釣らせし棚を打詠め
  おむかひ待つと後家どもが嘘

元禄…宝永。

《其角十七回中》

   いつの穂ならん草の中より   春釣
老行司神やうけずもからにしき    執筆
     忍ぶに似たり御膳調を   沚

《其角十七回下》

山崎や雛を裸に神輿舁
    さゝで来にけり関取が櫛
子を抱て出逢ふ昼の月見哉
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp