金葉和歌集
《金葉和歌集二度本巻第十》雑部下
源頼光が但馬守にてありける時。たちのまへにけたがはといふかはのある。かみよりふねのくだりけるを。 しとみあくるさぶらひしてとはせければ。たでと申物をかりてまかるなり。といふをきゝて。くちずさみにいひける
源頼光朝臣
たでかるふねのすぐるなりけり
これを連歌にきゝなして
相模母
あさまだきからろのをとのきこゆるは
すまひぐさといふくさのおほかりけるを。ひきすてさせけるを見て
読人不知
ひくにはつよきすまひぐさかな
とるてにははかなくうつるはなゝれど
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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp