後余花千二百句
《後余花千二百句上》粟津晴嵐

肩かして目病の旦那とりまはし   沾徳
年々に名もほそき番付       柯木
花並ひ寒い湯殿のたゝき土     仙

花並ひ…「京大坂の句也」頭書あり。

《後余花千二百句上》勢田夕照

子籠のきつとする日は葛さきて   青峩
すまふとりには毛の不足有     賀燕
今年から此せんしやう秋袷     沾竹

《後余花千二百句上》三井晩鐘

月は夜すから唐人を飼ふ      柯木
関脇の十日か内を負て出る     宇鱗
筒乱なくは駕籠は只ても      東水

月は夜すから…「月は夜すから東方」頭書あり。
関脇の…「既白ナントスの格歟」頭書あり。

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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp