続一夜松
《続一夜松前集上》於深川臨水亭興行

      魚馬うち込秋汐の岸   執筆
旅宿に肘煩ふすまひ取        董
     堅地も摺し長門印籠   府

董…几董。
府…天府。


《続一夜松前集下》於曲直庵興行

利根河を逆ふて鮭の登る也      文
    すまひに撰ぶ兄弟のもの   董
ありがたや七十の賀をけふの花    阿

文…亀文。
董…几董。
阿…桂阿。


《続一夜松前集下》於俳関興行

     眼を煩ふて紅絹切に泣   足
みそなはすすまひの番定むらん    流
      月も霧なき寅の一天   董

足…文足。
流…故流。
董…几董。


《続一夜松後集下》呉郷山川氏興行

    ほそきひかりに弓張の影   月渓
橋通る人の中なる角力取       董
    ならしもてゆく扇露けき   府

董…几董。
府…星府。

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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp