平成十七年三月場所八日目観戦記
十枚目取組・二(平成17年 3月20日)



○光法(掬い投げ)よう司●

 よう司当たって左で喉を押し上げんとしたが当たりが高い。光法右で前褌を引き、次いで二本覗かせ、よう司が強引に東に出ると光法は右へ打っ棄るように胴捻りを引き、よう司を裏返した。軍配はよう司で物言いがつき、光法の右膝が落ちたことは落ちたが、それより早くよう司の左足が返り、軍配差し違い。
○千代白鵬(突き倒し)金開山●

 やや千代白鵬早くやりなおし。金開山左で張り気味に立って右を差さんとする。千代白鵬は右喉輪から突っ張り、金開山が青房に出ると千代白鵬突き返した。金開山は右足が後ろへ流れ、右下に潰れた。
○栃栄(押し出し)五城楼●

 五城楼が両手突きから突っ張って攻めると栃栄青房下から右に廻り込み、堪えて右から左と筈に入り、右喉輪で押し込んで左外筈右筈で青房に押し出した。
○片山(引き落とし)大翔大●

 片山右手を着かずに立って右喉輪から突っ張らんとすると大翔大突き返さんとしたが、片山左に廻って左おっつけ、さらに突っ張って正面に攻め、左へ引き落とした。

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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp