![]() | 平成十年九月場所二日目観戦記 (平成10年 9月14日) |
前日と違い単独行である。因みに北大では既に授業が始まっている。ラッシュに揉まれて両国に着き、当日券を買って悠然と入場した。
土俵の砂が均等に均され、取組開始を待つばかり。館内スピーカーから甚句が流れる。
柝が入って、取組開始、呼び出しが最初の一番を呼び上げていたが途中で下ろされた。
2度ばかり繰り返された後、東へ若者頭の花ノ国らが突っ走っていった。確かに西には序ノ口力士は 2人いるのに東には 1人しかいない。
やっとのことで取組開始となる。が、最初の相撲から立ち合いやり直し。おまけに東の力士がいなかった 2番目の相撲は、「病気休場」という常套句で不戦に終わった。
ふらふらと館内を経巡ったわけであるが、冷房が効きすぎている。ひどく寒い。
この日は、一ノ矢・梅の里・昴・大和と気になる力士が相撲を取った。一ノ矢は去なしから右おっつけを見せたが肩透かし(決まり手はなぜか叩き込み)で惜敗。
ほか 3人は順当に勝ったが、大和がこの場所限りでやめるとは思ってもみなかった。
十枚目土俵入りからは一階の壁際で見ていたが、客の往来が激しくなってきた。8m/mカメラをも構えていたが、撮影には甚だ苦労した。
立ち合って客が通過したときには舞の海は吹っ飛んでいた。幕内土俵入りと横綱土俵入りは少し前進して桟敷の九列目横の通路にしゃがみ込んで撮影した。
しかし写真は曙の土俵入りしか撮れなかった。この日はほぼ予定通りの進行だったのに顔触れ言上はなかった。
幕内の相撲は、初日以上に凡戦の山。取りたてて書くようなこともなく、
後半戦は東方がすべて勝って終わってしまった。この辺は二階の通路で撮っていたのだが、
撮りながらうなっていた。武蔵丸はいいとして、貴ノ浪は元気な琴乃若に後ろにつかれた。
貴乃花は前日と同じ内容でモタモタ。若乃花はまあ普通に取ったが、曙は出島のあまりにも早すぎる立ち合いの前に呆気なく敗れ座蒲団が舞った。
この通りで残念ながら収穫がなかった。