巡業といえば、朝稽古見物に一番の醍醐味がある。関取衆のつけ人連が中心になってしまうとはいえ取的の活発な申し合いがあり、
多数の関取が一堂に会する賑やかさがあり、各力士の得手不得手を知っておれば、各人の狙うもの封ずるもの様々に目を凝らす楽しみがあり、
見ようは実にいろいろだ。さて拙者、本年の観戦記はどうするかということを考えもせず、 2年ぶりということもあって大量に写真を撮ってしまった。
さして出来のいい写真だとは言えない上に、観戦記を仕立てるのに時間がかかるのに気づいたのは、場所が終わって 5本の使用済みフイルムを目の前にした時だった。
稽古だけで次ページより都合85葉の写真、 1ページ原則 2葉で43ページにもなってしまう。徒にページ数だけが多くなってしまったので、切りのよいところに飛べるようにしておこう。
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