これを日記と呼んでいいものか

筋トレ

今日は一日中家にいた.

今日のトピックは3つ.

  1. ピエール手塚さんのブログを読んだ
  2. 作曲をした
  3. 筋トレについて考えた

1. ピエール手塚さんのブログを読んだ

ピエール手塚さんという漫画家の方のブログを読んで,仕事の効率化について考えた.
タスク管理とタスク細分化について学びがあった.
時折読み返したい.
ブログは以下.

仕事をゲーム化して進める試み関連 - 漫画皇国

ピエール手塚さんは会社員で管理職やりながら漫画の連載をしているらしい.
凄すぎやしないか.
こんなに凄い人でも仕事が面倒くさくてSNSばかり見てしまう,というのは少し安心する.
自分も全く同じなので.

意志の強さではなくて手法を工夫することでダメ人間の自分を働かせる,という方法が良いなと思った.
今まで自分は作業が進まないと意志の強さで解決しようとしてきたが,大体失敗に終わった.

じゃあ意志に頼らない成功体験があるのかという話だが,自分は受験勉強を意志に頼らずやり遂げることができた.
今思うと,受験勉強を頑張れたのは勉強をゲーム化していたからだろう.
勉強は主に問題集や過去問を解くアウトプット中心の勉強で,参考書の読み込み等のインプットはほとんどしなかった.
「手を動かして問題を解く」というのが自分にとっての短期的な報酬だったから楽しく続けることができた.
中期的な報酬としては「問題集・過去問を一周する」というリターンがあったし,長期的な報酬として「過去問の点数の向上」があった.

体系物理
無心で体系物理を解いている時が一番楽しかったな

受験勉強は全てが数字として返ってくるというのも自分にとって相性が良かったのかもしれない.
1日に解く問題数を設定することでそれが中期的な報酬になるし,過去問や模試の点数も報酬になる.
自分が受験勉強を続けることができたのは,根気があったからではなく,受験勉強には短期的・長期的報酬が溢れていたからなのかもしれない.
実はこういう人って結構多いのではないだろうか.

そう考えると,研究や就活を受験勉強的なメソッドで進めるのが自分には一番あっているだろう.
なぜなら高校三年生の夏休みは平気で一日10時間以上勉強できたのだから.
明日は受験勉強的なアプローチで研究や就活に取り組み方法について考えたいと思う.

2. 作曲をした

Enter Shikariというバンドの『Sorry You're Not A Winner』という曲が好きだ.
時間があったらYouTubeでMVを見てほしい.

シンプルなメタルコア系ギターリフ,電子音,クリーンボーカルとスクリームの融合.
2000年代のピコリーモって感じで良い.

MV が冴えないオタク達が勢いだけで開催したパーティーって感じで面白い.

この曲を何度も聴いていたら作曲のアイディアが降ってきたので,早速作業に取り掛かった.

Aメロとサビはフィルを除いて全パート完成した.

あとは

で完成かな.
歌を入れる必要があるけど.
いや,結構やることあるな.

シャウトは最近少しずつ練習していて,できそうな気がしてきたので今度カラオケに行って試してみようかな.
曲が完成したら,まあ完成しなくてもある程度構成が出来上がったら,バンドメンバーを探す旅に出よう.
5弦ベースと良い感じの歪みペダルを持っている人と,ツインペダル使えるドラマーを探しています.
バンドやりて〜〜〜〜〜〜〜〜!!

3.筋トレについて考えた

ここ数年筋トレブームというか,筋トレがやたら持て囃されている.
SNSでは筋トレは全てを解決する!みたいな言説もまかり通っているし.
誇大表現というのは分かりつつ,やたらと筋トレを推している人を見るたびに
「いやいくら腹筋を鍛えたところで戦争も差別も無くならないんだが?」と斜に構えてしまう.
ヒョロガリなので.

そういえばムキムキなのに斜に構えている人って見たことないな.
存在するのかな.

自分は筋トレアンチとまではいかないけど,筋トレには負の側面もあると思っている.
以下でよくある筋トレの効能について負の側面から考察する.

その1:自信がつく

筋トレをして体を鍛えると自分に自信が持てる!という人がよくいる.
言いたいことは分かる.
鍛え上げた自分の体を鏡で眺めるのはこの上ない喜びだろうし,自己肯定感が高まるだろう.

だが考えてほしい.

そもそも,どんな体型であろうと,自分に自信を持っていいはずだ.

むしろ根拠のない自信である方が良いとさえ思う.
鍛え上げた肉体を自信の拠り所にしてしまえば,その鎧を脱ぐことは決して許されなくなる.
仮初めの鎧を脱いだ己自身を肯定し,愛する方がよっぽど健康ではないだろうか?

その2:健全な精神は健全な肉体に宿る

その1の自信がつくに近いが,こういうことを言う人も一定数いる.
どうも筋トレをする人というのは肉体よりも精神状態を向上させたいらしい.

有名な言葉だが,この言葉にはいくつかのトリックがある.

まず,現代においてこの言葉を口にしている人はほぼ必ず筋トレを趣味としている.
それっぽい言葉で自分の精神・性格を正当化したいのだ.
あとそもそも筋トレで鍛えた体が健全な肉体だとは誰も言っていないわけだし.

また,健全な肉体は健全な精神の必要条件であって,十分条件ではない.
健全な肉体に不健全な精神が宿ることもあり得る.
三島由紀夫は自分の肉体に劣等感を抱えて筋トレを始めたけど,結局自殺してしまったし.




筋トレについてはまだまだ思うことがあるが,今日はこの辺にしておこう.
また別の機会に文章としてまとめたい.
タイピングのしすぎで腕が疲れてきたので,タイピング筋は鍛えた方が良いかもしれない.


最終更新:2025年1月18日
© 2025 Yusuke Nakano