************************************************************************ ソフトウェア使用許諾契約 本ソフトウェアをご使用になる前に、以下の使用条件をよくお読みください。ご 使用になられた時点で、下記使用条件に同意して株式会社リコー(以下リコー) との間で契約が成立したものとさせていただきます。 1.本ソフトウェアのライセンスは、MITライセンスです。 The MIT License Copyright (c) 2009 - 2012 RICOH COMPANY, LTD. Permission is hereby granted, free of charge, to any person obtaining a copy of this software and associated documentation files (the "Software"), to deal in the Software without restriction, including without limitation the rights to use, copy, modify, merge, publish, distribute, sublicense, and/or sell copies of the Software, and to permit persons to whom the Software is furnished to do so, subject to the following conditions: The above copyright notice and this permission notice shall be included in all copies or substantial portions of the Software. THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS", WITHOUT WARRANTY OF ANY KIND, EXPRESS OR IMPLIED, INCLUDING BUT NOT LIMITED TO THE WARRANTIES OF MERCHANTABILITY, FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE AND NONINFRINGEMENT. IN NO EVENT SHALL THE AUTHORS OR COPYRIGHT HOLDERS BE LIABLE FOR ANY CLAIM, DAMAGES OR OTHER LIABILITY, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, TORT OR OTHERWISE, ARISING FROM, OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE SOFTWARE OR THE USE OR OTHER DEALINGS IN THE SOFTWARE. 2.本ソフトウェアおよびその複製物に関する権利は、リコーに帰属します。 3.ユーザーは、日本国政府または該当国の政府より必要な許可等を得ることな しに、本ソフトウェアの全部または一部を、直接または間接に輸出してはな りません。 ************************************************************************ ======================================================================== Linux CUPS用 PPDファイル 最終更新日:2012.07.09 RICOH CO., LTD. ======================================================================== はじめに この度はリコー製品をお買いあげいただき、誠にありがとうございます。 このファイルには Linux CUPS用 PPDファイル(以下、PPDファイル)を 使用するための情報が記載されています。 ご使用の前に必ずお読みいただきますようお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------ 目次 <動作確認環境> [1]PPDファイルのインストール方法 [2]プリンターの登録方法 [3]使用上の制限/注意事項 <動作確認環境> 弊社では、下記のLinuxディストリビューションが正常稼働するx86のPCで 動作確認をしています。 Red Hat Enterprise Linux 5/6 Ubuntu 8.04LTS/8.10/9.04/9.10/10.04LTS/10.10 Desktop Debian GNU/Linux 5.0/6.0 openSUSE 11.0/11.1/11.2/11.3/11.4 Fedora 9/10/11/12/13/14 CentOS 5.3/5.4/5.5/5.6 TurboLinux Client 2008 Vine Linux 5.1/5.2 前提条件 ・上記の各ディストリビューションが正常稼働するx86のPCであること ・HDD,メモリは各ディストリビューションの推奨値であること ・CUPS 1.2.4以上 ・Foomatic 3.0.2以上 ・プリンター本体側にPostscriptオプションが搭載されていること [1]PPDファイルのインストール方法 本ソフトウェアは、tar.gz形式です。 コマンドラインから、以下のコマンドを実行してください。 ダウンロードファイルを /tmp 下に展開します。 ダウンロードファイルは /tmp 下に保存されているものとします。 # cd /tmp # zcat Ricoh-Basic-PS-PPDvX.XX.tar.gz | tar xf - ファイル構成 Ricoh-Basic_PSvX.XX/ Readme.txt この説明書 Ricoh-Basic_PS_Color.ppd カラー機用PPDファイル Ricoh-Basic_PS_B_W.ppd モノクロ機用PPDファイル [2]プリンターの登録方法 WebブラウザでCUPS WebUI(http://localhost:631/)のプリンター登録画面を開き、 プリンターを登録して下さい。指定するPPDファイルは、上記の該当するPPDファイル をご指定下さい。 [3]使用上の制限/注意事項 ● 機種共通仕様に関する注意事項について ・機種共通版のドライバーのため、ご使用の機種で使用できない機能も表示される 場合があります。 用紙サイズ/給紙方法/両面印刷/解像度/ソート/用紙の種類/ステープル/パンチに ついては、ご使用の機器の仕様をご確認の上、適切な値に設定をして下さい。 ● 課金カウンタに関する注意事項について ・Linuxから印刷する場合もプリンター本体の課金カウンターのカウントは 行いますが、カウントが必ず適切に進むことは保証しておりません。 また、場合によってはアプリケーション・OSが原因でカウンターが期待通りに 進まず、リコーでは修正できない場合があります。 導入前には、必ず事前検証を行っていただきますようお願いいたします。 ● 給紙/用紙に関する注意事項について ・カスタム用紙サイズを設定する際、内部での計算上の丸め誤差の 影響により次のような現象が発生する場合があります。 ・UI上に表示される設定可能な範囲内にカスタム用紙サイズを 設定しても警告ダイアログが表示される場合があります。 ・UI上で設定できる最大サイズまたは最小サイズを入力しても 印刷できない場合があります。 ・UI上に表示されている設定可能な範囲外にカスタム用紙サイ ズを設定しても警告ダイアログが表示されない場合があります。 ・カスタム用紙サイズ印刷時、用紙サイズの計算誤差により、サイズの ミスマッチが発生する場合があります。 ・給紙方法の指定内容に関係なく、全ての用紙の種類が選択できます。 ご使用の機器の給紙仕様をご確認の上、適切な給紙方法と用紙の種類を 設定して下さい。 「手差しトレイ」からしか給紙できない用紙の種類(厚紙 など)を使用する際は、 「給紙方法」を 「手差しトレイ」に設定して印刷を行って下さい。 ● カラー選択に関する注意事項について ・「カラー選択」にて「カラー」を選択している場合、アプリケーションや データによっては白黒の文書がカラーモードとして印刷される場合があります。 白黒で印刷したい場合は「カラー選択」で「モノクロ」を選択してください。 ● 印刷方法/ユーザーコードに関する注意事項について ・プリンタードライバー上ではプリンターのHDDの有無に関わらず、「試し印刷」 「機密印刷」「ドキュメントボックス」が常に設定可能ですが、HDD未装着の 状態ではプリンターが「試し印刷」「機密印刷」「ドキュメントボックス」を サポートしないため、自動的に 「通常印刷」となります。 ● 両面印刷に関する注意事項について ・奇数ページで終わる印刷データで両面印刷を指定すると、余分な1ページ が追加される場合があります。追加されたページは、1ページとしてカウ ントされる場合があります。 追加される白紙ページをカウントさせない場合には、プリンター本体側の PSパネルメニューより「白紙排紙」の設定を「しない」に設定すること により白紙ページはカウントされなくなります。 ・奇数ページのデータを両面で複数部数指定して印刷した場合、プリンター 本体側で白紙を抑制する設定になっていると、部数をまたいで両面されて 印刷される場合があります。 ● ソートに関する注意事項について ・アプリケーションによっては、アプリケーションの「部単位で印刷」の設定で 正常に印刷できない場合があります。 ソートの設定はドライバー上の「ソート」の項目で行って下さい。 ● 印刷の向き/Orientation設定に関する注意事項について ・ランドスケープ文書印刷時、アプリケーションやOSの画像回転方向の違い によってステープル/パンチ位置が指定した位置と異なる場合があります。 その場合、ドライバー側の「Orientation設定」-「横」に設定する事により 正しく印刷されます。またはアプリケーションの「印刷の向き」-「回転」 を使用する事により正しく印刷される場合があります。 それでも正常に印刷されない場合には、ドライバー側の「Orientation設定」 -「オフ」にして、「180度回転」を選択する事により正しく印刷されます。 ● N-up印刷に関する注意事項について ・方向混在の文書をN-up印刷時に、アプリケーションによって印刷の方向が 正しく出力されない場合があります。 ● OS/CUPS/Postscript/アプリケーションに関する注意事項について ・OS/CUPS/Postscript/アプリケーションに関する注意事項については、 弊社のWebサイトの情報をご確認ください。 ● OpenOffice.org 3.2で部単位・両面印刷・ステープルを指定する際には、 下記の通り設定して下さい。 OpenOffice.org 3.2の設定: 「ファイル」→ 「印刷」→ 「印刷オプション」→      「自動的に挿入された空白ページを印刷」:チェックオフ 「個別印刷ジョブの作成」:チェックオン 「印刷部数」の「部単位」:チェックオン 「プロパティ」→ 用紙タブ「両面印刷」で綴じ方向を選択します。 デバイスタブ「ステープル」でステープル方法を選択します。 ※ デバイスタブ「ソート」には触れないでください。 CUPS側の設定: ブラウザでlocalhost:631にアクセスし、該当プリンタを選択します。 「プリンタオプションの設定」→「両面印刷」と「ステープル」を選択します。 ● OpenOffice.orgで用紙サイズHalfLetterを選択した際、 用紙サイズ[往復ハガキ]として印刷されることがあります。 ======================================================================== 記載されている社名や製品名は,各社の登録商標もしくは商標です。