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" Configure PCMCIA Support " [Enter]
● 重要 ● ● マメ知識 ●
ノート型PCはデスクトップ型のPCに比べて各コンポ―ネントの統合度が強く、ビデオカード、モニタ、HDなどはコンパクトなパッケージとして一体化されています。
要するに、ノート型PCは、デスクトップ型のようにいろいろなパーツを自由に組み合わせることが難しいとのこと。
したがって、ノート型PCに Linux をインストールする場合には、各コンポーネントがすべてサポートされていることを確かめる必要があります!
ノート型PCは“ PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association) ”と呼ばれるメモリーカードを装着するための特有のインターフェイスを備えています。
この PCMCIA (略称PCカード)は、厚さによって3タイプ(商品の種類は多数)にわけられます。タイプも違えば用途も違うので、自分のPCにあったものを一度調べてみましょう。
―――――|Debian PCMCIA Configration |――――― 《21》
どのような方法でネットワークに接続するのかを以下の3つのデバイスから選択します。
学内 LAN のほか、ダイヤルアップも利用するので今回は2つにチェックします。
[ * ] PCMCIA controller
[ * ] Serial devices
[ ] CD-ROM devices
< OK > < Cancel >
● 落とし穴 ●
*マークはスペースキーで簡単にチェックできるのですが、
その後の < OK > までたどり着けない!? というときは、あせらず Tab キーを押しましょう。
↑↓←→でもこの画面は完了させることができませんのでこのページの設定をする際は少しばかり注意しておきましょう。
次に、選択したデバイスごとの設定を行います。
□ “ PCMCIA controller ” にチェックした場合 □
―――――|Controller Type |―――――― 《A1》
PCMCIA のコントローラの形式を選択します。 これは大半のノート PC のコントローラは
“ Intel i82365SL 互換 ”になっているそうなので、ここではそれを指定します。
⇒ " i82365 : Intel i82365SL or compatible. " [Enter]
次の《A2》〜《A4》は、必要に応じてコントローラ・コア(カードの速度)・カードマネージャのオプションを設定します。
特にその必要もないのでそのまま [Enter] します。
―――――|Controller Options |―――――― 《A2》
―――――|Core Options |―――――― 《A3》
―――――|Card Manager Options |―――――― 《A4》
最後に上記の設定が表示され、" Correct ? " 1と確認が求められます。
―――――|Confirmation |―――――― 《A5》
よければ < Yes > します。
設定が完了すると、「ぴっぴっ」と音がします。これが認識しましたよの合図です。次の作業に進みましょう。
● 落とし穴 ●
消音しているともちろん聞こえませんが、カードを見るとランプが点くのでこれで確認できます。音がしなくてもランプをチェックしてみましょう。
□ “ Serial devices ” にチェックした場合 □
―――――|Serial Device Link |―――――― 《B1》
ダイヤルアップ用に使うシリアルポートデバイスのリンク設定を行います。モデムを使用しますのでデフォルトどおり
⇒ " / dev / modem " [Enter]
ここでも各オプションは特に設定しなくてもよいので [Enter] していきます。《B2》《B3》
最後に《31》同様の確認画面が表示されますので < Yes > します。
―――――|Setserial Options |―――――― 《B4》
―――――|Inittab |―――――― 《B5》
―――――|Confirmation |―――――― 《B6》
UP DATED 2003/07/10