●Back

3-7.PCMCIAの設定    〜Configure PCMCIA Support

 " Configure PCMCIA Support " [Enter] 

● 重要 ●  ● マメ知識 ●
ノート型PCはデスクトップ型のPCに比べて各コンポ―ネントの統合度が強く、ビデオカード、モニタ、HDなどはコンパクトなパッケージとして一体化されています。 要するに、ノート型PCは、デスクトップ型のようにいろいろなパーツを自由に組み合わせることが難しいとのこと。 したがって、ノート型PCに Linux をインストールする場合には、各コンポーネントがすべてサポートされていることを確かめる必要があります!

ノート型PCは“ PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association) ”と呼ばれるメモリーカードを装着するための特有のインターフェイスを備えています。
この PCMCIA (略称PCカード)は、厚さによって3タイプ(商品の種類は多数)にわけられます。タイプも違えば用途も違うので、自分のPCにあったものを一度調べてみましょう。

  ―――――|Debian PCMCIA Configration |――――― 《21》

どのような方法でネットワークに接続するのかを以下の3つのデバイスから選択します。
学内 LAN のほか、ダイヤルアップも利用するので今回は2つにチェックします。

● 落とし穴 ●
*マークはスペースキーで簡単にチェックできるのですが、 その後の < OK > までたどり着けない!? というときは、あせらず Tab キーを押しましょう。  ↑↓←→でもこの画面は完了させることができませんのでこのページの設定をする際は少しばかり注意しておきましょう。

次に、選択したデバイスごとの設定を行います。


 □ “ PCMCIA controller ” にチェックした場合 □

  ―――――|Controller Type |―――――― 《A1》

PCMCIA のコントローラの形式を選択します。 これは大半のノート PC のコントローラは “ Intel i82365SL 互換 ”になっているそうなので、ここではそれを指定します。
   ⇒ " i82365 : Intel i82365SL or compatible. " [Enter]

次の《A2》〜《A4》は、必要に応じてコントローラ・コア(カードの速度)・カードマネージャのオプションを設定します。 特にその必要もないのでそのまま [Enter] します。

  ―――――|Controller Options |―――――― 《A2》

  ―――――|Core Options |―――――― 《A3》

  ―――――|Card Manager Options |―――――― 《A4》

最後に上記の設定が表示され、" Correct ? " 1と確認が求められます。

  ―――――|Confirmation |―――――― 《A5》

よければ < Yes > します。


設定が完了すると、「ぴっぴっ」と音がします。これが認識しましたよの合図です。次の作業に進みましょう。

● 落とし穴 ● 
消音しているともちろん聞こえませんが、カードを見るとランプが点くのでこれで確認できます。音がしなくてもランプをチェックしてみましょう。


 □ “ Serial devices ” にチェックした場合 □

  ―――――|Serial Device Link |―――――― 《B1》

ダイヤルアップ用に使うシリアルポートデバイスのリンク設定を行います。モデムを使用しますのでデフォルトどおり
   ⇒ " / dev / modem " [Enter]
ここでも各オプションは特に設定しなくてもよいので [Enter] していきます。《B2》《B3》
最後に《31》同様の確認画面が表示されますので < Yes > します。

  ―――――|Setserial Options |―――――― 《B4》

  ―――――|Inittab |―――――― 《B5》

  ―――――|Confirmation |―――――― 《B6》



UP DATED 2003/07/10