平成二年度寮歌 我楡陵に—行秋哀歌— 木村政明君 作歌 田口拓君 作曲 (1,2,3,4 了なし繰り返しあり) 1. 足引きの手稲の峰よ 遙けくも偉大なるかな 厳かに夕陽は沈み 山際に映えては著し 黄昏の山並を愛ず 稜線の美しさ永遠に 2. 人の世は移ろいやすく 今日の夢明日は空しき されど葉の散る梢には 潜みたり次代の若芽 ああ友よ理想の世界 いつの日か成るを夢見む 3. 並木路は黄金に映えて 秋の日の愁いを誘う 人気無き小道歩かば 胸に湧け孤高の思い 風に舞え飄飄学徒 いざ守らむ真理の灯 4. 瞬くは北斗の星か 我進む道を照らさむ 仰ぎ見む悠久の天 思わずや遠き故郷 夢若き春の旅路よ 我楡陵に清き花咲け