平成十六年度寮歌 折れたポプラよ 高橋直樹君 作歌 山口駿君 作曲 (1,2,3 了なし繰り返しあり) 1. 折れたポプラよ おまえは何を言わんとす 酒注ぎ交わし乾した夜の 見上げた月の傍らで おまえの匂いが映らない 心配せなや友達よ 永久に変わらず継いでやる たとえこの世が変われども 俺や寮友らが歌うだろう 生命の継ぎ目が終われども 心配せなや友達よ お前は此処に生きている 2. 折れたポプラよ おまえは何を言わんとす 緑が踊る夏の日も 茜に溶ける秋の日も 同じ生命を供にした 肩を組もうぞ友達よ 俺とお前は同じ土 側になくともその根が 歌声や思いを繋ぐだろう その身朽ちゆく運命ども 肩を組もうぞ友達よ 次代がお前を芽吹くだろう 3. 折れたポプラよ おまえは何を言わんとす 別れの雪を踏みしめて 固め歩んだ迪の未来 春の色する夢なれや 供に称えん友達よ 思うは日々のいたずらか 過ごせる時間の限れるに 尽きぬ涙は言足りず 見つめる春は違えども 供に称えん友達よ 六華が我等照らすかな