令和元年度寮歌 楡陵を仰いで 佐藤亮君 作歌・作曲 (1,2,3 繰り返しなし) 1. 嗚呼悠遠き日の燈よ 我らが自由を映しなん 今宵颪が火を掠め 燭台鈍く声漏らし 枯れ蔓綻び覗かせて 仄かに蝋は細くなりゆく されば問え己が心に 我が胸内は寮が誇りよ 2. 嗚呼悠遠き日の鞣物 流転の輝き放ちなん 嘗て疾風に先人は 掴み離さず此れを継ぎ 擦傷僅かに見ゆれども 威風今こそ我が手に至る されば感ず時潮の想い 手に得し重み寮が誇りよ 3. 先人残せし貴き野心の それにも優る縁在り いづれ別れるその運命まで 囲み語らい己が未来創れ 楡陵の片隅我が故郷は 斯くあるべしと誰か言う