平成十四年度寮歌
蒼天へ
上川雄之君 作歌
千葉直樹君 作曲
(1,2,3 了なし繰り返しあり)

1.
翠(あお)き早緑(さみどり)あまりに深(ふか)く
若葉(わかば)に臥(ふ)せし風(かぜ)吹(ふ)く楡陵(おか)の
寮(ここ)で培(つちか)うこの大志(おもい)
寮友(とも)との絢夢(ゆめ)は東雲(しののめ)明(あ)かり
佇(たたず)み移(うつ)ろう憧(あこが)れを
今(いま)こそ我(わ)が身(み)の翼(つばさ)と成(な)さん

2.
碧(あお)き雪迪(ゆきみち)あまりに長(なが)く
星影(ほしかげ)映(は)えし原始(げんし)の森(もり)を
放浪(さまよ)い往(ゆ)かんはこの恵(のぞ)み
心緒(しんしょ)乱(みだ)れて我(わ)が身(み)の果(は)ても
折(お)れぬ野心(こころ)を誓(ちか)いつつ
六華(りっか)と月(つき)を燈火(ともしび)に

3.
蒼(あお)き天空(てんくう)あまりに広(ひろ)く
楡(にれ)と風(かぜ)とに我等(われら)は宿(やど)る
魂(たま)の懊悩(なや)みは雲(くも)散(ちら)し
新(あら)たな雄叫(おたけ)び羽(は)ばたきに
大(おお)いなる生命(せい)抱(かか)え得(え)て
飛(と)び発(た)たんいざ北斗(ほくと)の雄途(ゆうと)