昭和二十八年度寮歌
手をとりて美しき国を
山本玉樹君 作歌
三河勝彦君 作曲
(1,2 繰り返しなし)
1.
倒
(
たお
)
れたる
友
(
とも
)
の
姿
(
すがた
)
を
忘
(
わす
)
るまじ
我
(
われ
)
らが
胸
(
むね
)
に
恐
(
おそ
)
ろしき
雲
(
くも
)
空
(
そら
)
に
充
(
み
)
ち
けがれたる
祖国
(
そこく
)
の
山河
(
さんが
)
に
新
(
あたら
)
しき
緑
(
みどり
)
の
息吹
(
いぶき
)
が
若者
(
わかもの
)
の
槌音
(
つちおと
)
に
和
(
わ
)
し
もろ
人
(
びと
)
の
幸
(
さち
)
深
(
ふか
)
めつつ
この
町
(
まち
)
にこだます
日
(
ひ
)
まで
2.
沸
(
わ
)
き
出
(
で
)
でよ
新
(
あた
)
らしき
歌
(
うた
)
消
(
たや
)
すまじ
自由
(
じゆう
)
の
歌
(
うた
)
を
わだつみの
声
(
こえ
)
をばひめて
去
(
さ
)
り
果
(
は
)
てし
若
(
わか
)
き
生命
(
いのち
)
に
たくましき
若
(
わか
)
き
鼓動
(
こどう
)
が
美
(
うつく
)
しき
歌声
(
うたごえ
)
に
和
(
わ
)
し
平和
(
へいわ
)
なる
国
(
くに
)
を
築
(
きず
)
くと
海
(
うみ
)
こえてこだます
日
(
ひ
)
まで