昭和三十五年寮歌
茫洋の海
三浦清一郎君 作歌
前野紀一君 作曲
(1,2,3 了あり)
1.
茫洋
(
ぼうよう
)
の
海
(
うみ
)
に
憧
(
あこが
)
れ
峻険
(
しゅんけん
)
の
峰
(
みね
)
を
慕
(
した
)
いて
北国
(
きたぐに
)
の
大地
(
ち
)
に
旅
(
たび
)
行
(
ゆ
)
けば
溢
(
あふ
)
れ
満
(
み
)
つ
夢
(
ゆめ
)
若
(
わか
)
さ
果
(
は
)
てしなく
広
(
ひろ
)
ごれる
地平線
(
ちへいせん
)
2.
曇
(
くも
)
りなき
心
(
こころ
)
求
(
もと
)
め
厳
(
きび
)
しかる
努
(
つと
)
めの
道
(
みち
)
に
真
(
まこと
)
なる
美
(
び
)
を
探
(
さぐ
)
らんと
人
(
ひと
)
の
世
(
よ
)
の
旅
(
たび
)
にして
結
(
むす
)
ばれし
二年
(
ふたとせ
)
の
宿
(
やど
)
なれや
3.
移
(
うつ
)
り
行
(
ゆ
)
く
時
(
とき
)
にはあれど
涙
(
なみだ
)
して
誓
(
ちか
)
いし
言葉
(
ことば
)
尊
(
とうと
)
しや
若
(
わか
)
き
日
(
ひ
)
の
夢
(
ゆめ
)
春秋
(
しゅんじゅう
)
の
十年
(
ととせ
)
の
後
(
のち
)
に
思
(
おも
)
い
出
(
で
)
声
(
こえ
)
もなく
偲
(
しの
)
ばんや