昭和五十一年寮歌
いつの日にか
小嶋茂君 作歌
真鍋利徳君 作曲
(1,4,5 繰り返しなし)

1.
(よる)(めぐ)
(かぎ)りなき(ひかり)(たば)
樹林(じゅりん)をつらぬきぬ
(あさ)静寂(せいじゃく)(なか)一人(ひとり)にて
無為(むい)(おも)いもち(なげ)(うれ)える
もう情熱(ねつ)もなく(なみだ)ながる

2.
(なに)(もと)
ほの(ぐら)大気(たいき)(そこ)
真摯(しんし)(たましい)
(ひと)つの(こころ)()ちさまよいぬ
もはや言葉(ことば)なく()てつきて()
ポプラを()つめ(いの)りささぐ

3.
(おお)精神(こころ)
物思(ものおも)(われ)らに
いまだあれどかすかなり
不毛(ふもう)日々(ひび)はかわき()()りぬ
なれどいつの()(むす)びつけなん
我等(われら)(いのち)(おお)(たま)

4.
女性(ひと)(きよ)(うつく)しさ
真摯(しんし)理性(こころ)(かがや)きにさそわれて
ほのかな(こい)(おも)(むね)
なれど(むす)びえず
あまりに(ふか)(こころ)のあがき
この(くら)さに

5.
(ふか)(もり)のささやき
清冷(せいれい)(かわ)(なが)れに()きいりて
(きよ)らかさの(なか)(われ)(いき)しなん
(もの)(おも)わなん
(しず)けさの(なか)とけこみいりて
いつの()にか