大正十一年新寮記念寮歌
かがやく路〜新築された寮のために〜
服部光平君 作歌
山本吉之助君 作曲
(1,2,3,4 繰り返しなし)
1.
かがやく
路
(
みち
)
のさすらひや
魂
(
たま
)
の
聖
(
せい
)
なる
石狩
(
いしかり
)
の
色
(
いろ
)
華
(
はな
)
かなるあけぼのの
揺籃
(
ゆりかご
)
に
歌
(
うた
)
ふ
若人
(
わかうど
)
は
2.
夏
(
なつ
)
の
林
(
はやし
)
に
流
(
なが
)
れわたる
いのちの
野火
(
のび
)
のおき
伏
(
ふし
)
の
愛
(
あい
)
の
栄
(
さか
)
えは
香盤
(
かうばん
)
に
感激
(
よろこび
)
ふかく
胸
(
むね
)
をゆる
3.
秋
(
あき
)
の
狭霧
(
さぎり
)
の
野
(
の
)
を
越
(
こ
)
えて
時
(
とき
)
の
進
(
すす
)
みのみちすぢに
鐘
(
かね
)
の
音
(
ね
)
聞
(
き
)
けば
今更
(
いまさら
)
に
あはれ
高鳴
(
たかな
)
る
吾生命
(
わぎのち
)
よ
4.
永遠
(
とは
)
になみうつ
白銀
(
しろがね
)
の
神秘
(
くしび
)
を
語
(
かた
)
る
冬
(
ふゆ
)
の
夜
(
よ
)
に
空色
(
そらいろ
)
の
国
(
くに
)
星
(
ほし
)
の
国
(
くに
)
沈黙
(
しじま
)
に
曳
(
ひ
)
ける
追懐
(
おもひで
)
よ