ストリーミングサーバのOS として Debian GNU/Linux kernel 2.4.18 を使用します.
から、以下のものをダウンロードする必要があります。
パッチがあたっているかどうかの判断はkernel_config中に以下の記 述があるかどうかによる.
CONFIG_BLK_DEV_PDC202XX=ykernel_configはサポートしているデバイスの一覧らしい。base-* はネットワーク上でDLすることになっている. また、
ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/debian/dists/potato/main/disks-i386/current/dosutils/
から、rawrite2.exe をダウンロードする必要がある.
「debian-disk」を選択し,「接続」をクリック.
右側に ftp サーバに置かれているファイル群、左側に自分の計算 機のフォルダが表示さる.右側のウィンドから必要なファイル (driver-*.bin, rescue.bin, root.bin; * には数字が入る)をク リックし,左側のウィンドウにドラッグアンドドロップする.
次に rawrite2 を取得する.1 つ上のディレクトリ (/pub/Linux/debian /dists/potato/main/disks-i386/current")に移動する.そして、 dosutilsをダブルクリック.
右側のウィンドウに rawrite2.exe が表示されるので,それをクリック し、左側のウィンドウにドラッグアンドドロップする.
MS-DOS プロンプトを起動し(「スタート」-「プログラム」-「アク セサリ」「MS-DOS プロンプト」)、先程ダウンロードしたデータと ツールの置いてあるディレクトリへ移動する.
C:\Windows>cd C:\移動したら,
C:\Windows>cd "My Documents"
C:\Windows>cd debian
C:\My Documents\debian>rawrite2ここでコピーしたいファイル名を入力. rescue.bin をコピーする場合は,
RaWrite 2.0 - Write disk file to raw floppy diskette
Enter disk image source file name:
C:\My Documents\debian>rawrite2すると、コピー先のフロッピーディスクドライブのドライブレターを 尋ねられる.axlでは A ドライブがフロッピーディスクドライブなので a と入力し、 Enter キーを押す。
RaWrite 2.0 - Write disk file to raw floppy disketteEnter disk image source file name: rescue.bin
Enter target diskette drive:
C:\mydocuments\debian>rawrite2するとコピーが始まります。途中で中止する場合は、 Ctrl+C.
RaWrite 2.0 - Write disk file to raw floppy disketteEnter disk image source file name: rescue.bin
Enter target diskette drive: a
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :Number of sectors per track for this disk is 18
Writing image to drive A:. Press ^C to abort.
Track: 79 Head: 1
Done.
上記の要領で、残り 5 個のデータファイルを、1 つずつフロッピーに コピーする.
画面の下に BIOS SET UP のメッセージが出たら Del キーを押して BIOS 設定画面にする.
表示される BIOS設定画面のメニューから, 『BIOS FEATURES SETUP』 を選択し, 『BOOT Sequence』 の項目が 『A, CD-ROM, C』 の順に なっていることを確認する. 設定がこれ以外場合には変更すること.
作業終了後は BIOS 設定画面から『SAVE & EXIT SETUP』 を選択し終了.
「boot:」と表示が出たら (Enter キー)を押す.
「Insert root floppy disk ...」と表示が出たら rescue ディスクを取 り出し, root ディスクをフロッピーディスクドライブに入れ, Enter.
Ultra ATA/100 カードに接続された IDE ハードディス クが /dev/hde 及び /dev/hdg として表示される.
ハードディスクを選択すると cfdisk が表示される. この画面では, 十字キーの左右で実行項目(コマンド) の選択を, 十字キーの上下で操作対象となるパーティ ションの選択を行う. (Enter キー)を押すと, 現在 選択中の項目(コマンド)の実行を, 対象パーティショ ンに対して行う.
作成したパーティションは
パーティションを切ったら, パーティション情報をディス クに書き込むためにそれぞれ Write を選択し, すべて書き 込まれたら Quit を選択して cfdisk から抜ける.hde1 / :5GB hde2 /swap/ :128MB *type 82のswapを選択* hde3 /work/ :75GB hde1 /bk :5GB hde2 /work.bk :75GB
ファイルシステムは全てext3.
「Alternate: Initialize a Linux Partition」を選択 /実行する. /dev/hda2 を選択(OK)します.
マウントポイントの選択は 『ハードディスクのパーティション 作成』 を参照されたい.
入力項目 入力内容
ホスト名: brown
IP アドレス :133.87.45.65
ネットマスク:255.255.255.0
ゲートウェイ: 133.87.45.1
ドメイン名:ep.sci.hokudai.ac.jp
DNS サーバ:1st: 133.87.45.70
2nd: 133.87.45.66
3rd: 133.87.1.11
networkを選択
サーバ名:http://ftp.jp.debian.org/debian (デフォルト) プロキシ:none(デフォルト)
Linux のブートローダである LILO をインストール する場所を聞かれるので, /dev/hda1 を選択する. すると MBR へインストールするかと確認されるので, Yes を選択する. 続いて /dev/hde1の Debian システ ムをデフォルトで起動するかと聞かれるので, Yes を 選択する.
「バーチャルIDE デバイスマッピング」はなんだか わからなかったがデフォルトの「はい」を選択.
注意書きのメモ:
liloはローカルユーザに対して強固ではないので,セキュリティを 強化する必要がある.詳しくはliloのmanを読みなさい..
deb ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/debian potato main contrib non-free設定が終了すると, パッケージのリストをダウンロードし始める.
deb ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/debian-jp potato-jp main contrib non-free
deb ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/debian-non-US potato/non-US main contrib non-free
deb ftp://ftp.ep.sci.hokudai.ac.jp/pub/Linux/debian dists/potato-proposed-updates/
deb http://security.debian.org/ potato/updates main contrib non-free
ダウンロードが終了すると [Add another source.list?] と聞かれるので [NO] を選択する.注:何やら使いづらいエディタが出てくる. 単語を一くくりにして勝手に改行をしてくる.そう いう時は勝手に変えられた行の先頭にスペースを 入れてから,BSで行をつなげると正常になる.
「tasksel」を不使用.使用するとlibopenldap-runtimeとか言う ソフトが立ち上がらなくなり,aptが使えなくなる.
パッケージの install が始まる. 途中いくつかのパッケ ージにかんする設定を聞かれる. 『インストール中の設 定の答え方』 を参照し, 適宜答える.
Do you want /usr/bin/ssh_key〜 → no ※構築マニュアルに載っているがエラーが出てインストールできなかったものcron (毎日(週, 月)決まった時間にソフトウェアを起動する) rsync (バックアップに用いる) sudo (root のフリができるようになる) 日本語環境 (locale-ja, man-db-ja, kon2, konfont, jless, jgroff, ja-trans, manpages-ja, lynx-ja) 日本語文字コード変換 ( nkf ) emacs 関係 (emacsen-common, emacs20-dl, emacs20-dl-el, emacs-dl-canna) nvi 関係 (nvi, nvi-m17n-canna, nvi-m17n-common) canna 関係 (canna, libcanna1g-dev, 等) xserver-vga16 (XF86Setup が使えるようにするため) xf86setup (X の設定を行ないやすくする) Window Manager 関係 (wmaker) X 用日本語フォント (xfonts-cjk,freetype2) xterm, kterm ntp (時刻合わせ) ncftp シェル関係(csh,tcsh) dnsutils gcc bison make perl-5.005 perl-5.005-suid libjcode-perl dpkg-dev
man-db-ja,locale-ja,ja-trans
インストール最中に幾つか質問される場合があるが, メッセージをきちんと読み, 適切に対処すること. 代表的なパッケージに関する対処方法を 『apt 等インストール中の設定の答え方』 に記述しておく.ae ppp関係(ppp, pppconfig) nfs-server, nfs-common talk, talkd fingerd xdm gpm (コンソール上でマウスが使える. しかし大抵 X Window System の設定で邪魔になる.) xmh xemacs skk, skkinput
上記の行を全てコメントアウトする./etc/inetd.conf の編集 discard stream tcp nowait root internal discard dgram udp wait root internal daytime stream tcp nowait root internal daytime dgram udp wait root internal time stream tcp nowait root internal time dgram udp wait root internal smtp 〜
uid は40001番台から使用すること.
# adduser --uid 40001 mondo1
最終更新日: 2002/11/26 島沢竜平 (sryu@ep.sci.hokudai.ac.jp) | Copyright © 2002- EPnetFan. All rights reserved. |