西新山沼




 まず、我々は旧230号上に形成された沼を訪れた。5月の時点ではまだ正式名称が 定められておらず、西新山沼と呼ばれていた。(現在では、西山火口沼と名付けられ ている。)この沼は、南側の地面がマグマの貫入で75〜80m隆起し、表層水や断層から 噴出した地下水をせき止めたために形成された。写真では沼の向こう側(南側)の道 路は上り坂だが、かつては海側に向かって長い単調な下り坂であった。


有珠山について
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(写真 / 高橋 こう子, 文 / 中神 雄一)