月の誕生と進化
−月の観察をしよう−
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普段何気なく空を見上げると目にする月.われわれ地球人にとってもっとも身近な天体である月は,実は惑星の衛星としては特異なものなのです.10月に行う北大−鴨高間遠隔授業では,この月の不思議に迫りたいと思います.まずは授業を受ける前に,皆さんそれぞれ月をじっくり観察してスケッチしてみて下さい.(色も付けて下さい)
■観測に際して
- なるべく満月の日(8月23日,9月21日)に観測して下さい.
- 観測は肉眼,双眼鏡,望遠鏡問いませんが,双眼鏡,望遠鏡のある人は是非使用して下さい.
- 双眼鏡,望遠鏡を使った人は,使用した倍率を記入しておいて下さい.また,望遠鏡を使うと月の一部しか見みえないので,月のどの部分をスケッチしたかも示してください.
- スケッチする時は,”どんな模様をしているのか?”,”どのような色をしているのか?”に着目して注意深く観察して描いて下さい.
- 月を観察した時刻,方角,仰角を記録して下さい.仰角の測定には以下を参考にするとよいでしょう.
腕をいっぱいに延ばしたとき
ゲンコツの親指から小指まで :10°
手のひらを開いて親指から小指まで :20°
親指と人差し指を開いて :15°
より正確に測れるよう,各自で工夫してみて下さい.
- その他,観測して気付いたことはなんでもメモしておきましょう.