「地球について&その他」 By 小熊 慧,
「月について」 By 池田 慧.
2015年12月19日 (Sat) 13:00-15:00.
地球は回転楕円体なので,極周は完全な円にならない.なので,そのような表現をしているのではないか.
ガス円盤から集積する際の角運動量や,そののちのジャイアントインパクトによる角運動量が自転角運動量として残っている.
火星軌道と木星軌道の間には「スノーライン」という境界線があり,その外側では揮発性成分が凝結して惑星の固体部分の成分となる.よって,スノーラインより内側では岩石質の小さな惑星しかできず,スノーラインより外側では揮発性成分も含めた,より大きな固体惑星ができる.大きな固体惑星は周囲のガスを取り込み,ガス惑星となる(林モデル).
しかし,このモデルでは,海王星の質量が天王星の質量よりも大きいこと(質量分布の逆転)が説明できないため,さらなる惑星移動モデルが考えられている(Niceモデルなど).
異なる.ロッシュ限界は,伴星を形作る自己重力が,主星の潮汐力に負ける距離.比較的大きな固体天体であれば,それを固結させるための力は,概ね重力のみであると言えるので,ロッシュ限界の見積もりが重要になる.
月の大きさの影響で,見えやすい時期が18年周期でやってくる.
異なる.サロス周期は太陽年と朔望月の倍数関係で説明されるが,恒星との相対位置は,何らかの慣性座標系と月の軌道の位置関係を調べなければならない.太陽を中心とする座標系(黄道座標)や,恒星の位置を記述する赤道座標系は,短いタイムスケールでは近似的に,互いに静止している慣性座標系だとされている.
月の軌道と黄道(黄道座標の基準)の交点(昇交点)は,太陽の重力の影響で18.6年周期で動いている(章動)が,これは,月の軌道の姿勢変化が恒星を記述する座標系に対して18.6年周期で変化していることを表している.これが星食の18.6年周期の起源である.
水中のカルシウムイオンと炭酸イオン(または炭酸水素イオン)からの沈殿が主要因である.pHや温度によって沈殿のしやすさは異なる.
宇宙条約では個人の所有に関して制限はないが,今後の宇宙開発情勢によっては,この権利は見直される可能性があるため,パロディだと考えて買った方が良い.
自転と公転の同期は,潮汐力での変形(潮汐変形)による質量分布の変化によって説明できる.よって,同期のしやすさは,潮汐変形のしやすさによって異なり,これは,構成成分の違いで説明できることが多い.
ケプラーの法則によるものである.正確には,ケプラーの第二法則.これは,一般には「角運動量保存則」として知られ,重力系以外でも成立する一般的な法則である.
月の曲率や,内部構造の不均一性が無視できる範囲で,成立する.
ある程度の角度までならば,円形のクレーターが形成される.しかし,衝突速度が極端に遅い場合や,表面となす角度が10度未満の極端な浅角衝突では,「楕円クレーター」というものが形成される.
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