bind のバージョンアップにより, 起動スクリプトの名前が bind から bind9 に変更された. 現 gate システムでは bind -> bind9 というシンボリックリンクを張る事で対応しているが gate.conf で起動スクリプト名を指定できるように変更を行った. 当ドキュメントは主に新 gate システムの実験を行うための設定変更の記録である.
アップデート手引を参照しながら作業を進める. 参考文献の gate-toroku-system 実験サーバ(以下 gate 実験サーバ) のインストール時の設定と異なる部分だけ以下に記す.
DNS 実験サーバと DB を共有するため, 以下のように変更を行った.
%DB_SHARE_HOSTS = (
'rainbow.ep.sci.hokudai.ac.jp', 'wheel:epwww', 'kihada.ep.sci.hokudai.ac.jp', 'wheel:epdns'
);
3.7.1 1st & 2nd DNS サーバホスト設定
1st を DNS 実験サーバ, 2nd を自ホストと設定する.
アップデート手引を参照しながら作業を進める. 手引きと異なる点は特になし.
インストールの手引きを参照しながら変更が必要な点を確認する.
1.5 遠隔起動に関する設定
gate 実験サーバ - DNS 実験サーバ間の設定を行う.
インストールの手引きを参照しながら変更が必要な点を確認する.
1.5 遠隔起動に関する設定
gate 実験サーバ - DNS 実験サーバ間の設定を行う.
6.1.5 TCP wrappers によるセキュリティ強化
DB 登録サーバの設定を変更する.
DNS の zone ファイルの設定
DNSサーバの構築ドキュメントを参照しながら zone ファイルの追加設定を行う.
5.1 設定ファイルの書き換え
以下のエントリを追加する.
zone "gate.ep.sci.hokudai.ac.jp" {
type master; file "gate.ep.zone";
};
以上の設定が完了したら gate 実験サーバの CGI を介して DNS の登録を行う. * 今回は kihada.ep.sci.hokudai.ac.jp を dns.gate.ep.sci.hokudai.ac.jp と言う名前で登録する. 登録申請, 認可を行ったら dig コマンドを用いて確認する. DNS 実験サーバは他の DNS サーバと連携していないので明示的に問い合わせを行う. $ dig @kihada.ep.sci.hokudai.ac.jp dns.gate.ep.sci.hokudai.ac.jp これで dns.gate.- に kihada.ep.- の IP アドレスがつけられていれば成功である.