8 号館サブネットルータ ringo の故障に伴うルータの交換

ringo の故障により、一時的に市販のルータ「超高速有線ルータ BARPRO G (株式会社 コレガ : 型番 CG-BARPROG) 」に変更
ただし家庭用のルータであるため、多重アクセス数に限界があることが分かり、 結局ほとんど繋がらなかった。

以後、ルータの緊急入れ替えが必要な場合、Linux によるルータ構築 (eproot/kurage 再構築メモ および IP マスカレードルータ & DHCP サーバ構築ガイド 参照) を行った方が良いであろう。ただし、Linux 構築の際の注意として、 HINES ギガハブに接続する NIC は 必ず 1000 Base-T でなければならない (HINES ギガハブは 10/100/1000 を自動認識してくれないため) ことに留意すること。


新 ringo の設定

  1. 電源をさす。ネットワークケーブルを LAN1 と PC にさす。
  2. PC は DHCP で自動で IP が割り振られる。
    それを確認。
  3. ブラウザを起動し、 「http://192.168.1.1」 にアクセスする。
  4. アカウントは「root」、パスワードは空白でログイン。
  5. 「WAN」ボタンをクリック。
  6. 接続タイプを「DHCP/固定IP」。次へ。
  7. ホスト名を「ringo」、ドメイン名を「ep.sci.hokudai.ac.jp」、 固定IPのIPアドレスを「133.50.160.22」、サブネットマスクを「255.255.254.0」、 ゲートウェイを「133.50.160.1」。DNSは「133.87.1.11」。
    で、保存ボタンを押す。
  8. 「LAN」をクリック。
  9. IPアドレスを「133.87.45.1」、サブネットマスクを「255.255.255.0」、 DHCPサーバのチェックをはずす。で、保存。
  10. 以降の設定は 133.87.45.** 系から。よって、PC の設定を変更する。
  11. ブラウザで、「http://133.87.45.1」にアクセスする。
  12. (後で気づいた忘れ物)
    1. パスワードの設定 (デフォルトではユーザ名: root, パスワード: なし で操作が可能なため, ちょっと危険)
    2. ルーティングの設定 (元々は家庭用のルータなので, 外部から 内部へアクセスを許可していない. そのためルーティングテーブル の設定が必要であった).

サーバ室で前 ringo から新 ringo への繋ぎ換え。

  1. ringo の上流側に繋がっていたケーブルを WAN 側に接続。
    元 ringo 10 番ポート
  2. LAN 側の4つのポートに
    • 専攻サーバラック軍への線
      元 ringo 1番ポート
    • akaringo(8号館1階ネットワークへのハブ)
      元 ringo 3番ポート
    • aoringo(8号館2階ネットワークへのハブ)
      元 ringo 4番ポート
    • 情報サロンへの線
      元 ringo 2番ポート
    を繋ぎ換え
  3. ネットギアのハブ(専攻ラック1の上部に付いているハブ)のアップリンク用ポートに 接続すると、なぜかルータの機能そのものが停止するため、代替ハブを使用。
    (ネットギアのアップリンク用のポートをノーマルに変更すれば、一応接続されることが 確認されたが、不安なのでアライドテレシスのハブに交換した。)

現状

現状では、ネットワークに接続はできるが、時折アクセスが遅くなる。

アクシデント

  1. 新旧を繋ぎ換えても繋がらない。(21:50)
    確認のため、1台だけを繋ぎルータにアクセス。
  2. 1台だけしか繋がらない。(22:00)
  3. ネットギアのハブのアップリンクにルータからの線を接続すると、ルータの機能が停止する。(22:30)
    代替ハブに変更

作成 : 大石 尊久 (2005/12/12 21:30位〜)
更新 : 大石 尊久 (2005/12/13)
更新 : 森川 靖大 (2005/12/18)