FTPサーバはその性格上、HDDの増設が必要になる場合が生じる。 ここでは、HDDの増設時に必要なマウントについて書き記す。
ディスクのマウントポイントを確認する. 『ディスク構成』を確認する.
SCSI カード及び SCSI HDD の接続の際には 『ハードウェア組み立ての際の注意』 を確認しておくこと.
HDDにIDE(SCSI)ケーブルがしっかりと接続されているか、 電源ケーブルが接続されているかを確認した後でサーバを再起動する.
$ dmesg | less
dmesg は起動する際に表示されるメッセージを表示する.
メッセージを解読して、新たに接続した HDD が何というデバイス名で BIOSに認識されているかを確認する。
デバイス名は以下のように認識される。
/dev/sdb/ (17.5GB) /dev/hde/ ( 300GB)
# cfdisk /dev/sdb
を実行し, パーティションを作成する. 作成するパーティションは『ディスク構成』 を参照すること.
cfdisk 2.11n Disk Drive: /dev/sdb Size: 18389272576 bytes Heads: 255 Sectors per Track: 63 Cylinders: 2235 Name Flags Part Type FS Type [Label] Size (MB) ------------------------------------------------------------------------------ sdb1 Primary Linux 5000.98 sdb2 Primary Linux 13382.54 [Bootable] [ Delete ] [ Help ] [Maximize] [ Print ] [ Quit ] [ Type ] [ Units ] [ Write ] Toggle bootable flag of the current partition |
mke2fs を実行し, ファイルシステムを作成する.
# mke2fs /dev/sdb1
# mke2fs /dev/sdb2
※サーバ新期構築の時だけ行う. (再構築の時はいらない)
マウントするためのディレクトリを作成する.
# mkdir /bk
# mkdir /home/ftp/.hd02
# mkdir /home/ftp/.hd03
起動時に/dev/sda1 がマウントされるように, /etc/fstabファイルを編集する.
# vi /etc/fstab
# /etc/fstab: static file system information. # # |
・各フィールドの意味
- /dev/hdg1
  - マウントするハードディスクのデバイス名- /home
  - デバイスのマウント先- ext2
  -ファイルシステムのタイプ (UNIX は ext2 というファイルシステムを用いている. Windows ならば FAT32)- default
  オプション.
- default: 起動時にマウントする.
- dump
 
リブートした後, dfコマンドなどを使ってディスクの状況を確認する.
最終更新日: 2002/03/16 道政広一 | Copyright © 2002 epcore |