パッケージの追加と削除


基本システムインストール後, それぞれのサーバに必要とされるパッケージをインストールする. しかし「何をインストールせねばならないか」という問いは非常に難しい. なぜならばそれはサーバを維持管理する人の好みにおそらく依存するからである.

ここでは最低限インストールすべきパッケージのみを列挙する. あとは管理者にとって使いやすい道具をそろえれば良い. ただし次のルールは守ってもらいたい.

0. パッケージのインストールの準備

aptitude を用いてネットワーク経由でパッケージのインストールを行う.

文字化けを防ぐために言語環境を英語にする.

# export LC_ALL=C
# export LANG=C
# export LANGUAGE=C

インストールは以下のようなコマンドで行う.

# apt install ****
ちなみに, パッケージ名 (****) は同時に複数指定可能.
# apt install **** **** **** …

また, アンインストールは以下のようなコマンドで行う.

# apt remove ****

設定ファイルも削除する場合は.

# apt remove --purge ****

1. インストールするパッケージ

インストールすべきパッケージを列挙する. それぞれのパッケージはバージョンが変わる可能性があるため注意すること.

2. アンインストールするパッケージリスト

インストール最中に幾つか質問される場合があるが, メッセージをきちんと読み, 適切に対処すること. 代表的なパッケージに関する対処方法を 『apt 等インストール中の設定の答え方』 に記述しておく. 2024 年度の作業では何も質問されなかった.

インストール終了後、再起動し、

# apt update
# apt upgrade
# apt autoremove

を行う

3. 参考文献


最終更新日:2024/11/03 山本 峻大 Copyright © 2000-2024 epcore