-1. Namazu について
非常に詳細な説明がhttp://www.namazu.org/にありますので、そちらを参考にして下さい。
0. Namazu の環境設定
インデックス作成に mknmz というコマンドを検索には namazu
(namazu.cgi)を利用します。ユーザの設定をするために、.mknmzrc
及び .namazurc の設定をします。
サンプルファイルが /usr/local/etc/namazu 以下にあります。
ホームディレクトリにそれぞれ .mknmzrc , .namazurc という名前で
コピーします。
これらのファイルは基本的に Perl スクリプトの一部ですので、# がある
行はコメントです。.mknmzrc に関しては $ADDRESS を自分のアドレスに
するくらいです。
.namazurc に関してはいくつか環境に合わせる必要があります。最低限
以下のものを編集すれば良いと思います。
Index | インデックスファイルがあるディレクトリ |
Template | テンプレートファイルがあるディレクトリ |
Replace | 置換する文字列 |
/home/kato/public_html/index.html というファイルは
WWW でアクセスした場合、http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~kato/
のようになります。このように同じファイルに対して住所が違うことに
なります。従って、WWW での利用の場合、http:// ではじまるように置き換える
必要があります。Replace で変換のルールを指定します。
1. MHonArc によるメールの HTML化
% mhonarc -outdir <出力先> <メールフォルダ> |
データ(メール)を追加する場合には -add オプションを追加します。
mhonarcとだけ入力すると簡単な使い方が表示されます。
2. インデックスの作成
% mknmz -O <インデックスを格納するディレクトリ> <データのあるディレクトリ> |
以上の指定により指定したディレクトリにあるファイルに対するインデックス
を作成します。細かくファイルを指定することも可能です。また、検索
ロボットよけされているディレクトリのインデックスを作らないように
することも出来ます。mknmz --helpと入力すると簡単な使い方
が表示されます。
3. 検索フォームの作成
Namazu で用いられる CGI変数は以下の通りです。
query | 検索式の指定です。 |
max | 一度に表示する検索結果の件数を指定します。 |
result | 検索結果の表示形式を指定します。 |
sort | ソートの方法を指定します。 |
idxname | 検索するインデックス名を指定します。 |
subquery | 補助の検索式を指定します。 |
whence | 検索結果を何件目から表示するかを指定します。 |
reference | 参考ヒット数を表示するかを指定します。 |
lang | 検索結果を表示する言語を指定します。 |
以下にサンプルを紹介します。
<FORM METHOD="GET" ACTION="/cgi-bin/namazu.cgi">
<P><STRONG>検索式:</STRONG>
<INPUT TYPE="TEXT" NAME="key" SIZE="40">
<INPUT TYPE="SUBMIT" NAME="submit" VALUE="Search!">
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="whence" VALUE="0">
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="lang" VALUE="ja">
</P>
<P>
<INPUT TYPE="HIDDEN" NAME="idxname" VALUE="kato/epnet">
<STRONG>表示件数:</STRONG>
<SELECT NAME="max">
<OPTION VALUE="10">10
<OPTION SELECTED VALUE="20">20
<OPTION VALUE="30">30
<OPTION VALUE="50">50
<OPTION VALUE="100">100
</SELECT>
<STRONG>要約表示:</STRONG>
<SELECT NAME="format">
<OPTION SELECTED VALUE="long">ON
<OPTION VALUE="short">OFF
</SELECT>
</P>
</FORM>
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