GMT

(The Generic Mapping Tools)


4.もらったサンプルプログラムの結果表示

 ここらで、今回の発表用にもらったサンプルプログラム(但し出力のみ一部改変・こちら)を実行した結果(こちら)を図示してみることにします(お約束なので)。

#! /bin/sh
# GMT sample Cartesian Linear Projection
gmtset HEADER_FONT_SIZE 20p
psxy -R0/32/0/9 -JX9/6 -Bf4/a1f1g1:."Result":WSne -W5/255/0/0 prog101.dat > gmtsample02a.ps
# EOF

 ここで、プログラムの実行結果がprog101.datに格納されているとしています。で、このシェルスクリプトを実行すると…



ps版はこちら、pdf版はこちら

 こんな絵が出てきます。ですが、前のページと同じような赤線だけでは面白くも何ともないので、ちょっといじってみます。

#! /bin/sh
# GMT sample Cartesian Linear Projection
gmtset HEADER_FONT_SIZE 20p
makecpt -C1.5 -S6c -M4.5 -I -Z > sample01.cpt
psxy -R0/32/0/9 -JX9/6 -Bf4/a1f1g1:."Result":WSne -Sc0.05 -Csample01.cpt prog101.dat > gmtsample02.ps
# EOF

 makecptなんてものを突っ込んでみました。要するにカラーパレットファイルと作らせようというハラです。自前で用意してもいい(し、そのほうが綺麗な場合も多い)のですが、面倒だったので。 他に、今度は折れ線ではなく、「●」をプロットさせることにしました。 というわけでこのシェルスクリプトを実行すれば…



できたカラーパレットファイルはこちら、ps版はこちら、pdf版はこちら

 ちょっとは面白くなった(らしい)。要するに、斜め上方に打ち上げられたボールをストロボ撮影したような図なんだけど、高さまたは鉛直速さに応じてボールそのものが色が変わるという高度な(???)図になるのでございます。


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坪田 敦緒 / tsubota@ep.sci.hokudai.ac.jp
作成日 : 2002年 7月 5日