IPアドレスと ドメインネームを対応させることで ネットワーク上のコンピュータが互いを ドメインネーム で認識できるシステム.
IPアドレス … | ネットワーク上のコンピュータが互いを認識するためのアドレス(住所). 具体的には, 133.87.45.66 のような数字のならび. (0 〜 255 の数値が4つ組合わさってできている). |
ドメインネーム … | コンピュータにつけられた名前. 具体的には, www.ep.sci.hokudai.ac.jp のような英字, 数字のならび. ドットで区切られた内の頭にあるのがそのコンピュータ本体の名称. その後ろについているのはそのコンピュータが所属する組織, 国の名称. |
DNS の利点とは, 無機質なIPアドレスではなく, 理解や記憶しやすい ドメインネームによって コンピュータが通信を行えること.
IPアドレスと ドメインネームの対応表を 保有しているネットワーク上のコンピュータのこと
その役割は?
ネットワーク上のあるコンピュータが
ドメインネーム
で他のコンピュータと通信を行う場合に対応した
IPアドレス
教えてあげる.
(逆にIPアドレスから
ドメインネームを教えることも
している).
現在のようにインターネットが爆発的に普及する以前, DNSはあってもDNS Server の無い時代…. それぞれのコンピュータは通信する相手の IPアドレスと ドメイン名の対応表を 持っていた. 当時は通信相手のコンピュータの数が少なかったため, このようなことが可能であった.
しかし…インターネットが急速に普及するにつれ, あるコンピュータが通信できる コンピュータの数は爆発的に増加し, とてもそれら全ての対応表を 1台のコンピュータが保有することは不可能になった.
そこで…IPアドレスと ドメイン名の対応表を保有する 専用のコンピュータを用意することが必要となった. このコンピュータこそがDNS サーバである.
DNS サーバは 世界各地(各企業, 各大学, その他いろいろ)に存在し, 役割を分担している. それぞれのDNS サーバは 所属する組織のコンピュータの対応表のみを持つ. 自分の管轄外の情報は他のDNSサーバに問い合わせる.
北海道大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻が運営する
DNS サーバは現在
2台あり,
一つはメイン
もう一つはメインに何かあった時のバックアップ
である.
DNS のサービスはBIND というソフトウェアを
用いて行っている.
現在はバージョン 8.2.3-0.potato.3 を用いている.
北海道大学大学院 理学研究科 地球惑星科学専攻
が管理するコンピュータの
IPアドレスと
ドメインネームの対応表を
管理している.
ep.sci.hokudai.ac.jp
というドメイン名をもつコンピュータに関しては全て
ここの専攻の DNS サーバが管轄している.
直接的には一応僕ということになっています.
登録する方法は…?こちらからどうぞ.
現状の運営に支障は…?ないということになっています.
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▲ 2002 年度座学編へ | 作成日:2002/12/13(森川靖大) | Copyright © 2002 EPnetFan | ||
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