完全縮退した理想フェルミガスの状態方程式とガス球の重力平衡の式から内部構造を数値計算しました。
北海道名寄市に存在する1.6 m ピリカ望遠鏡を使用し、天王星を多波長観測することで、その気象変化を探っています。
昭和基地にて実施した標準星のスペクトル観測から大気に含まれる水蒸気量の推定を試みました。標準星のスペクトルのうち、地球大気の水蒸気による吸収に注目し、その等価幅と水蒸気のカラム量の関係を調べました。この際、水蒸気の存在量の変化をとらえるため、水蒸気の等価幅と酸素分子の等価幅の比を取りました。その結果、水蒸気の等価幅と酸素の等価幅の比と、可降水量との間に約0.9の強い相関があることが分かりました(詳しくはこちら)。