本日テーマ

PC を分解し, ハードウェア構成を実際に触って覚える.

事前準備内容

• 3N+1, 3N+2 機の MAC アドレス(オンボード)を調べておく.
• 次回レクチャーの web ページ準備(例年は講義編はない, 担当: 岩堀)
• レクチャー準備 (岩堀)
• 新たな本日の一冊に相応しい本をリサーチする
• INEX が終わったらマイクの電池を充電するのを忘れないようにしましょう.
• 実習編準備
  • 学生への事前注意
  • 分解組み立てマニュアルの更新.
  • 不足分静電気防止袋の配布 - > 足りなかったら配布
• レポート課題作成 (チップセットかグラフィックカード?)
  (例: 2007年度, 2006年度, 2005年度, 2004年度, 2003年度, 2002年度, 2001年度)

本日の予定

■ 以下の問に答えなさい.

• チップセットの機能について 500 字程度で説明せよ. ただし, 最新の動向も盛り込むこと.

■ 締め切りは 05/22(木) 12:00

昨年度反省事項

• 2008 年度
  • タイムスケジュール
    • 13:03 -- 13:38 講義
    • 13:38 -- 13:55 休憩
    • 13:55 -- 14:05 諸注意, 課題発表, 本日の一冊
    • 14:05 -- 15:43 実技
    • 15:43 -- 16:02 反省, closing
  • レクチャー(質問, メモ)
    • (補足)SCSI は外付とは限らず, 内蔵のものも存在する.
    • 各部品の説明のところで, これらはマザーボードに取り付けて用いる ということを説明しておくと良いだろう.
    • ハードディスクの中身は通常見ることができない(頑張って見ようと して破壊しないように).
    • (補足)フロッピーディスクは磁石を近づけるとデータが消滅してしまう. 光学ディスクは磁石を近づけても問題ないが, 物理的に傷をつけると データが消滅してしまう.
    • フロッピーはあまり使われなくなってきたが, 情報実験機にドライブがついている限りは資料に残す.
    • CD-RW や DVD-RW のように何度も書き込みできる光学ディスクの原理 が良く分からない. 二種類のレーザーを使って結晶化したり非結晶化したりしているらしい.
      (結晶と非結晶では反射率が異なる. 「溝」を作っているのではなさそう.)
    • ネットワークカードは来年以降オンボードのもののみを使用する予定 だが, 拡張カードの例として講義資料に残す.
    • IDE ケーブルの口が見える写真を講義資料に含める (写真 1, 2).
  • 実技編
    • 資料の不備を修正(済)
    • VTA は口を出しても良いが, なるべく手は出さないように.
  
  
• 2007 年度
  • タイムスケジュール
    • 14:45 -- 15:53 講義
    • 15:53 -- 16:05 休憩
    • 16:05 -- 16:13 諸注意, 課題発表
    • 16:13 -- 17:26 実技
    • 17:26 -- 17:28 遠隔授業の連絡, closing
  • レクチャー(ページ数は修正前のレクチャー資料のもの. )
    • 6 枚目で, アーキテクチャという単語が出てくるが, これだけだとちょっと分かりにくいので, 括弧付けで「基本様式」と加えた方が良い.
    • 8 枚目のまとめの所で, 入力・出力と特殊機能の区別が分かりにくい. 特殊機能とは書かずに, 入力・出力の所に補足を加える形で いいのではないだろうか.
    • 「などなど」は特に深い意味がないのであれば, 「など」で統一した方が良いだろう.
    • ビデオカードは何故マザーボードと独立なのだろう? リモートで見る場合には必要ないから? 昔の回路集積技術では一緒にするのは不可能だった?
    • 22 枚目で, 高いからと言って大量には使用できないわけではない. 単純に高いと説明すればよいだろう.
    • 23 枚目で, 外部記憶装置の接続は IDE が主流とあるが, 最近は Serial ATA が増加しつつある.
      • 内蔵 HD, CD-ROM については IDE, Serial ATA, 外付については USB, IEEE1394, SCSI (Small Computer System Interface) と書くことにしよう.
    • フラッシュメモリは磁気的・光学的な記憶装置ではなく, 電気的な記憶装置と言うべきだろう.
    • USB メモリはフラッシュメモリのひとつ. USB メモリとフラッシュメモリは同義ではない.
    • 24 枚目で ATAPI の説明を加えたほうが良い.
    • 24 枚目で, master, slave の違い, 組み立ての際に master, slave に関して注意しなければならないことを言及すべき.
    • ディスク, ソフトウェア構成に応じてディスクの規格を選ぶ必要がある.
    • 32 枚目で, CPU を装着した状態でマザーボードの写真を撮り直した方が良い.
    • 34 枚目で BUS は乗り物のバスと同じ語であり, 回路でたくさんのデータを伝送するという意味から そのように名付けられたのだと言う.
    • 41 枚目で, MS/DOS ではなく, MS-DOS が正しい.
    • 参考(付録)は本文に組み入れてしまった方が良かろう.
    • 最後のまとめは, 何度も出てきた目次のぺージではなく, 全面改訂した方が良いだろう.
    • IDE 接続のスライドを最低限 BIOS から持って来る.
  • 実技編
    • 特になし
• 2006 年度
  • タイムスケジュール
    • 13:05 -- 13:40 講義
    • 13:50 -- 14:00 諸注意
    • 14:00 -- 15:15 実技
    • 15:15 -- 15:20 課題発表, closing
  • [実技] 静電気防止袋がマザーボード用の大きいの足りない(3枚分). がしかし小売りでは売っていないので, 今あるのは大切に使うこと.
  • [実技] 静電気防止袋に入れるものを指示しておくとよい.
  • [実技] 「CPU 用のケースに収納」という記述を, 「(カバーを付けた上で) 静電気防止袋に入れる」に.
  • [講義] 資料 6 ページ, 「全面」→「前面」に.
  • [講義] CPU の放熱を担う仕組みが他にもあることを頭に置いておく.
  • [講義] 最近のハードウェア動向に触れたのが良かった.
• 2005 年度
  • タイムスケジュール
    • 13:05 -- 13:48 講義
    • 14:00 -- 14:10 諸注意, 課題発表
    • 14:10 -- 15:15 実技
    • 15:15 -- 15:20 closing
  • [実技] 静電気防止袋がマザーボード用の大きいの足りない(3枚分). がしかし小売りでは売っていないので, 今あるのは大切に使うこと.
  • [実技] 静電気防止袋に入れるものを指示しておくとよい.
  • [講義資料] ビデオカードは特殊機能を追加する装置に分類されるのでは?
  • [講義資料] シリアル ATA を取り上げる (マザーボード写真のディスク接続にいれる. )
  • [講義資料] DOS/V の紹介はもっと簡単でよい( 5 ページ目はいらない).
  • [講義資料] カード類はインターフェイスと説明した方がよい(ビデオカードで画面表示ができる訳じゃない)
• 2004 年度
  • IDEケーブルとフロッピーケーブルの違いについて説明しておくこと
  • 静電気袋の数を確認しておくこと.
  • VTA は 学生が機械的に作業をこなすだけにならないように, 機械の説明, 質問などをする.

反省事項(来年度への覚書)

• 講義スライドの下の方が切れていた. あらかじめプロジェクタに投影して, チェックを行うこと.
• 個々の部品が何であるか, 写真と解説を同じスライドに収めるように資料を作る.
• メモリとハードディスクの役割の違いが分かりづらかった. 値段の差だけではない?
• 分解時の注意事項を, 絵を交えて解説しても良いだろう.
• 分解マニュアルの文章をチェックする. その際には, 全体が一画面に収まるように作る.
• 分解マニュアルで LED ケーブルを外すタイミングを検討する.

テキストなど

■ 書籍

■ 本日の一冊 ■
大島篤 著 : 見てわかるパソコン解体新書 Vol.3 , ソフトバンク ISBN 4-7973-1050-2.