リモートアクセス/ネットワークセキュリティ

  1. 実習の前準備
  2. リモートアクセス
  3. アクセス制限
  4. 暗号化

1. 実習の前準備

これから行う実技編では, 以下のように下線が引かれている部分をみなさんに実際に入力してもらいます. 先頭が "$" ならば一般ユーザでの作業, "#" ならば root での作業になります.

$ pwd       
/home/dongury

また, 以下のようにシェルに remote, local と書いてある場合があります. remote はリモートホストでの, local はローカルホストでの作業を意味しています.

remote$ xeyes       
local$ ssh -X ***       

[1.1] 隣の計算機の人のアカウントを作成

  1. Debian にログインして言語環境変数 LC_ALL を ja_JP.UTF-8 にし, X を立ち上げる
  2. ターミナルを立ち上げる
  3. sudo を使って root になる
    $ sudo -s       
    
  4. 自分達の計算機に, 隣の計算機の人の分のユーザを作る
    ユーザの作り方は 最低限 UNIX 1を参照

[1.2] ssh のインストールと設定変更

今回は ssh を用いて様々なデータをリモートホストと送受信します. そこで ssh をインストールし, その設定を少々変更する必要があります.

  1. sudo を使って root になる
    $ sudo -s
  2. openssh-server をインストールする.
    # apt-get update 
    # apt-get install openssh-server
  3. /etc/ssh/sshd_configを編集するため, vi を起動
    # vi /etc/ssh/sshd_config
  4. X11Forwardingの設定を yes に変更し, コメントアウトを外して設定を有効にする. (既に yes となっていたらそのままで良い)
    # ForwardX11 no   →  ForwardX11 yes
  5. ssh を再起動し, 編集した部分を反映させる.
    # /etc/init.d/ssh restart





>> 次ページへ

最終更新日: 2013/06/25 高橋 康人 改訂 Copyright © 2002-2013 inex