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情報実験 (3n+1, 3n+2) OS セットアップの手引

この文書について

この文書は 2013 年度前期の情報実験の開講にむけて, 3n+1, 3n+2 機材に Debian GNU/Linux 7.0 (wheezy) をインストールし, 受講生の実習環境を構築 するための手引である.

事前準備

Debian GNU/Linux 7.0 (wheezy) インストール手順

言語の選択

「Japanese 日本語」 を選択

場所の選択

「日本」を選択

キーボードの設定

「日本」を選択

ネットワークの設定

ユーザとパスワードのセットアップ

ディスクのパーティショニング

パッケージマネージャの設定

アーカイブミラーの設定がうまくいかない場合は, 筐体に接続しているLANケーブルをもう一つの方につなぐ.

popularity-contest を設定

ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール

「マスターブートレコードに GRUB をインストールしますか?」と聞かれるので はい」を選択.

ソフトウェアの選択

「標準システムユーティリティ」のみを選択

インストールが終了したら, CD-ROM をドライブから取り出し, 再起動.

インストール後の作業

$ su
passward:
# apt-get update

openssh server のインストール

# apt-get install openssh-server

X のインストール

# apt-get install x-window-system-core xserver-xorg gnome-core

ブラウザの動作確認

firefox 系のブラウザ iceweasel をインストール.

# apt-get install iceweasel

日本語入力用にインストール.

# apt-get install uim
# apt-get install uim-anthy

パッケージの追加

kterm, mlterm, ash, imagemagic,tree を追加する.

# apt-get install kterm mlterm ash imagemagick tree

言語設定

教育的観点からデフォルトの言語設定を英語にしておく.

# dpkg-reconfigure locales

以下のように [Space] キーでチェックを入れる.

[*] en_US.UTF-8 UTF-8

システム標準の環境変数として設定するデフォルトロケールを尋ねられるので 「en_US.UTF-8」を選択.

日本語環境にしたいときは各自で

$ export LANG=ja_JP.UTF-8

とすればよい. X を上げているときは一度落とす必要がある.

X を立ち上げ, ブラウザを起動し, 日本語入力が可能かどうか確認する.

$ startx
$ iceweasel &

ログアウトは右上の名前のところをクリックする

gdm の設定

デフォルトでは起動時に gdm も立ち上がるようになっている. この設定を変更 し, 起動時に gdm が立ち上がらないようにする.

実際に行う作業は以下である.

# cd /etc/rc2.d
# update-rc.d -f gdm3 remove

変更後, 再起動して起動時に gdm が立ち上がらないことを確認する.

アカウントの設定

sudo の設定

VTA アカウントに対し root の sudo 権限を与えるため /etc/sudoers を編集する.

# apt-get install sudo
# visudo

sudo の設定に関しては <URL:http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~epwww/dvlop/sudo.html> などを参照されたし.

TA アカウントの作成

この作業をする際には, TA の人々に声を掛けてください. 全員分よろしくお願いします.

TA のアカウントを作成する.

# adduser (TA のアカウント名)

TA の人に sudo 権限を付与する.

# visudo

参考文献


最終更新: 2013/03/08 (三上 峻), 作成日: 2008/02/29 (徳永 義哉) EPnetFaN © 2000-2013