DCPAM に必要な資源をインストールする方法

  1. DCPAM5 を走らせよう
  2. [付録1] make と Makefile
  3. [付録2] ターミナルプレクサ
  4. [付録3] DCPAM に必要な資源をインストールする方法
  5. [付録4] DCPAM をビルドしているとき裏で行われていること

今回, 必要なライブラリのインストールは TA, VTA にやって もらいました. 自分自身で Debian パッケージを使ってインストールするには以下の ようにします.

まずは, 地球流体電脳倶楽部謹製品 Debian パッケージ集 の記述にしたがって /etc/apt/sources.list の編集, 公開鍵署名の設定を行ないます. ごく簡単に書いておくと

$ sudo -s
# apt update
# apt install debian-keyring
# gpg --keyring /usr/share/keyrings/debian-maintainers.gpg --export -a 891D7E07 | sudo apt-key add -
とやってから, /etc/apt/sources.list に
    deb http://dennou-k.gfd-dennou.org/library/cc-env/Linux/debian-dennou stretch  main
    deb-src http://www.gfd-dennou.org/library/cc-env/Linux/debian-dennou stretch main
と記述します.

次に, apt-get コマンドで必要なパッケージをインストールします.

# apt update
# apt install dpkg-dev
# apt install libnetcdf11 libnetcdff6 netcdf-bin
# apt install gtool5
# apt install ispack
# apt install spml
# apt install make

これでこれらが依存するパッケージも自動的にインストールされます.

ここまでできたら, DCPAM5 のビルドを行なうことが可能です. DCPAM5 を走らせようの記述に したがって DCPAM5 のビルドをしてください.

解析・描画で用いる gphys 関連のパッケージをインストールするには 以下のようにします.

# apt install gphys


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最終更新日: 2018/07/12 石渡 正樹 更新
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