[A1.1] gpview の基本的な使い方
gpview の基本的な使い方は以下の通りです.
$ gpview (NetCDF ファイル名)@(変数),(座標変数名)=(開始座標値):(終了座標値) オプション
[A1.2] gpview のオプション
主なオプションは以下の通りです.--anim (座標変数名) : 指定された座標方向に連続的に図を出力する. 先に進むにはスペースキーを押す --mean (座標変数名) : 指定された座標方向の平均を出力する. --wsn (出力先: 1 なら画面, 2 ならpdfファイル)
[A1.3] gpview の使用例
以下に実行例を示す.- sigma=0.8 における温度の水平分布 (緯度経度座標) を
アニメーションで表示する
$ gpview Temp.nc@Temp,sig=0.8 --anim time
画面をクリックすると次の時刻に進みます. - time=10(10 日目), lon=0 (経度 0 度)
における東西風の子午面分布 (緯度高度座標) を
pdf ファイルに出力する.
$ gpview U.nc@U,lon=0,time=10 --wsn=2
これにより, dcl.pdf という名前の pdf ファイルが出力される. これを他の画像形式に変換するには convert というコマンドを使う. たとえば, gif ファイルにするなら
$ convert -rotate 90 dcl.pdf U.gif
などとする. これで dcl.pdf が gif ファイル (この場合, U.gif という ファイル名にした) に変換される.
$ display U.gif
として, gif ファイルを描画してみる. display を終了するには ``q'' を入力する. - lon=180 (経度 180 度), lat=50 (緯度 50 度), sig=0.8 における
南北風の値の時間変化を表示する.
$ gpview V.nc@V,lon=180,lat=50,sig=0.8
- 東西平均した鉛直速度をアニメーションで表示する.
$ gpview SigDot.nc@SigDot --mean lon --anim time
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