IDL (The Interactive Data Languege) 覚書き


目次

$ は 1 つのコマンドが複数行になる場合に用いる。


初期設定

方法

  1. IDL の設定ファイルを読み込むため idl_setup.bash を読み込むよう .bashrc に書き込んでおく。
    . /usr/local/rsi/idl_5.5/bin/idl_setup.bash

(最終更新日:2003/12/09)


起動と終了

方法

(最終更新日:2003/12/09)


ASCII データ読み込み

方法

  1. ascii_template 関数を使ってデータの型を定義。 以下を実行するとファイル選択ダイアログが表示される。
    
           IDL> datatemplate=ascii_template()
           
  2. テンプレートダイアログが表示される。
  3. データファイルの区切りがわかっていれば Delimited を選択。
  4. Comment String to Ignore: でコメント記号を指定すれば それは無視される。
  5. Data Starts at Line: でデータの開始行を指定。
  6. Next >
  7. Delimiter Between Data Elements: で区切り文字を指定。
  8. Next >
  9. 各列をクリックし(field1など) Name: データ名を入力する。
  10. Finish >
  11. テンプレートが valuechec window に表示される。
  12. ファイル選択ダイアログを呼び出し、変数にファイルのパスを入れる。
          
          IDL> file=dialog_pickfile()
          
          
  13. read_ascii 関数でファイルを読み込む。
          
          IDL> data=read_ascii(file, template=datatemplate)
          
          
  14. logmessege window に出力。
          
          IDL> print, data
          
          
  15. 特定の列だけを表示するには以下のようにする。
          
          IDL> print, data.field1
          
          
    構造体の下層データのアクセスは . で変数名をつなぐ。 field1はテンプレートダイアログで決めた列の名前。

参考

(最終更新日:2003/12/09)


読み込んだデータから 2D グラフを表示

方法

  1. 上記のようにファイルから データを読み込んでおく。
  2. データをプロットする。
           
           IDL> plot, data.field1, data.field2
           
           
  3. グラフにタイトルや軸のタイトルを入れるには以下のようにする。
           
           IDL> plot, data.field1, data.field2, $
           title='title', xtitle='xtitle', ytitle='ytitle'
           
           

参考

(最終更新日:2003/12/09)


テキストデータの書き込み

方法

  1. ファイル選択ダイアログを呼び出し、 変数 file にファイルのパスを入れる。
           
           IDL> file=dialog_pickfile(/write, filter='*.dat')
           
           
  2. ファイル file を開く。
           
           IDL> openw, 1, file
           
           
    '1' は適当に割り当てたは理論ユニット番号で、 以降このファイルはこの理論番号で参照される。
  3. 変数 datafile1) に書き込む。
           
           IDL> printf, 1, data
           
           
  4. ファイルを閉じる。
           
           IDL> close, 1
           
           

参考

(最終更新日:2003/12/10)


プログラミング

書式

IDL には 4 つのタイプのコードがある。

以下、プロシージャのについて。

保存・コンパイル・実行

参考

(最終更新日:2003/12/10)


Tips (または未整理)

(最終更新日:2005/02/23)


Copyright 2003--2004 小松 研吾 (最終更新日:2005/02/23)