研究室ガイド


惑星物理学研究室について

私たち惑星物理学研究室は常勤スタッフ5名の率いる研究室です. 惑星と地球の謎を,幅広い視野と深い専門性を同時に追求しながら, 多様な切り口と方法で解明することを目標とする人間が集いました.

学生は研究テーマを自由に決めることができ, 他大学・機関や他研究室との共同研究も盛んに行われています. セミナーも活発に行われています. 一般的な教科書輪読や研究発表の他に, 森羅万象セミナーで幅広い分野の話を聞き, epnetfan で計算機技術をしっかりと学んでいます. これらの活動を通して, 学生は自分の研究以外にも有益な知識や技術を身につけ, 幅広い視野を持とうとしていることが特徴です.

指導について

研究室に所属した学生は,本人の志望する研究内容に合わせて主な指導教員を決めます. 実質的には複数の教員から指導やアドバイスを受けながら研究を進めます. 複数の視点からの指導やアドバイスを受けられることは, 多角的多面的な研究を必要とする惑星や地球の科学を進める上で, 大きなメリットだと言えるでしょう. また北大内外の関連研究室との交流も盛んですので, 研究室内に閉じないで学ぶことが可能です.

研究内容

より詳しい研究内容については各教員のホームページも参考にして下さい.
渡部 重十 / 倉本 圭 / 石渡 正樹 / 佐藤 光輝 / 小高 正嗣
研究室合宿資料
2008/6/30-07/01 倉本 圭 / 石渡 正樹 / 佐藤 光輝 / 小高 正嗣

以下のような人材を広く募集しています

研究室に入るには

連絡先・アクセス

理学部8号館全景 道をはさんで向かいは
観光名所ポプラ並木

卒業・修了生のおもな進路(2000年以降)

研究職
 北海道大学,東北大学,九州大学(2),国立天文台,国立環境研究所,マックスプランク研究所(2),コロラド大学,台湾国立中央大学,英国ハドレーセンター
民間・公務員・その他
  IDインフォメーションディベロプメント,インテック(2),ウェザーニュース,NEC,NECソフトウェア,エム・ソフト,NTT,海外青年協力隊,科学技術振興機構(JST),気象庁(2),高校教諭(岐阜県),国際航業,札幌市青少年科学館,じゃらん,総務省,太平洋人材交流センター,TIS,東京海上火災,なよろ市立天文台,東芝,ニュートンプレス,日立製作所,日立ソフトウェア,富士通アドバンストソリューションズ,富士通FIP(2),フラワーヒルズ,ホクレン,北海道大学,旅行家(世界一周自転車の旅),写真家

研究室年表

1955年 気象学研究室開設
1998年 渡部重十・林祥介 着任.それぞれ 地球惑星大気物理学研究室・地球流体力学研究室 開設.
倉本圭 着任 (大気).倉本珈琲店開設.
2002年小高正嗣 着任 (流体).高大ネット遠隔授業を初実施.
2003年 理学部8号館落成.理学部3・4号館から転居 (気象・流体・大気3研究室全て).合同忘年会開始.
地球惑星大気物理学研究室から惑星物理学研究室に改称.
2006年 理学研究科が改組し理学研究院・理学院に.地球惑星科学専攻が発展的に解消.
3研究室は新設の宇宙理学専攻の担当に.
2007年林祥介・遊馬芳雄(気象)が 神戸大・琉球大へ転出.
石渡正樹・佐藤光輝 着任.渡部・倉本・小高と(新)惑星物理学研究室を発足.
理学部コスモスタジオ落成.
2008年 神戸-北大連携グローバルCOEプログラム「惑星科学国際教育研究拠点の構築」採択,北海道宇宙観測ネットワークの本格構築開始
創成科学研究棟に宇宙観測基礎データセンター開設

履歴 2009.04.06 安達 俊貴 更新