■■ 森 羅 万 象 セ ミ ナ ー ■■

目的: 分野を超えた自由な議論の場作り

発表者は異種分野の人々にも納得のゆくよう好きな話題をじっくり語り、 聴衆は各自の興味・知識・哲学に従い突っ込みを入れる。世の中の情勢把 握・未知との遭遇・自身の研究哲学の再確認・(ゆくゆくは)旧来分野の 壁を超えた新しいサイエンスの醸成が目論み。異文化との接触により本当 に進歩が生まれるのか、ある種の実験。

講演希望, 問い合わせ等は sinra-admin@ep.sci.hokudai.ac.jp まで.

2015 年度世話人 ::   鶴巻 亮一 (惑星宇宙グループ)

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 日 時    話 者   題 目 講演ビデオ 講演資料
09/11 (Fri) 16:30-18:00 関根康人(東京大学) 土星衛星エンセラダスにおける熱水活動 --- ---

* 本セミナーは Mosir Project によって映像撮影/公開されています.

 
日時 : 2015/09/11(Fri) 16:30 - 18:00
場所 : 理学 8 号館コスモスタジオ (8-2-01)

話者 : 関根康人 (東京大学)
題目 : 土星衛星エンセラダスにおける熱水活動

海底熱水噴出孔は、地球上において海洋と内部との物質交換の場であると共に、 微生物にとっての生息環境になっている。近年では惑星探査によって、初期火星 地殻内や木星や土星の氷衛星内部の海でも、類似の熱水鉱物反応が起きている (起きていた)可能性も示唆されて始めている。本発表では、土星の氷衛星 エンセラダスから噴出するプリューム物質に対する、カッシーニ探査機による 探査結果と熱水反応実験に基づいた解釈を述べ、エンセラダスに熱水環境が 存在する可能性について議論する。さらにこれに基づき、土星系形成史や ハビタビリティについても議論する。

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This page updated on Jan. 2, 2015