GFD研究室で勉強していること
参加ゼミ
- 読書会:
地球流体力学の教科書を読んでいます.英語の教科書且つ内容も難解なため,1つの数式の確認で終了することもしばしば.今は中緯度帯での大気循環について勉強しています.
- ワークゼミ:
数値計算に関する教科書を読んでいます.今は桁落ちについて勉強しています.
ゼミ資料をTeXで作成し,数値計算プログラムをFortranで書くので,TeXとFortranの勉強にもなります.
- 自転ゼミ:
惑星のハビタビリティと赤道傾斜角(自転軸の傾き),自転角速度の関係性について論じられた論文を読んでいます.
赤道傾斜角についてはWilliams & Pollard(2003)を,自転角速度についてはKaspi & Showman(2015)を読んでいます.
- 大気放射ゼミ:
大気放射に関する教科書を読んでいます.今は惑星大気における放射伝達の原理を勉強しています.
卒業研究について
自転ゼミで読んでいるWilliams & Pollard(2003)を基にした卒論を書こうと思っています.
今はDCPAMという大気大循環モデル(GCM)を用いた数値計算をしています.具体的には,地球の赤道傾斜角を今よりも大きくした場合の気候を数値計算しています.
また,赤道傾斜角の他のパラメータ(二酸化炭素濃度,太陽定数など)も操作して数値計算をする予定です.
...余談ですが,DCPAMはLinux用に開発されたモデルです.私はMacを使っているため,DCPAMを手元で動かすことができません.いつかMac用のGCMを開発したいなあ...
【2023年7月2日追記】
Mac上にLinux仮想環境を構築してDCPAMを動かすことに成功しました!
詳しくはこちらへ.
最終更新:2023年7月2日
©2023 Yusuke Nakano