アルゴスブイの動きの時間変化から流速ベクトルを求めたのが左図である.
過去, 漠然と「東カラフト海流」と呼んできた海流の存在自体, 東カラフト海流の流れの向きや速度がようやく明らかにされた.
この海流の成因は, 黒潮と同様に「西岸境界流」であると考えられている.