オホーツク海の構造

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実験:二重構造の対流

冬、冷たい風をうけて表面の水が冷やされて沈み、下の水と入れかわります。 これを「対流」といいます。オホーツク海も、 さかんに対流をおこしながらしだいに深くまで冷えていきます。

しかし、冷えて重くなった表層の水は50mの壁は突破できません。 なぜなら、50mより深いところには塩分の濃い重い水があり、対流はここで止まってしまうからです。

一方、日本海や太平洋には、オホーツク海ほど明瞭な塩分の境い目がないので、 ずっと深くまで対流が続き、凍り始める前に春がきてしまいます。氷が生まれるという点からいうと、 オホーツク海は水深50mの浅い海と同じだったのです。


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