「太陽について(2)」 By 松岡 亮
2015年11月29日 (Sun) 13:00-15:30.
振動リズムのタイムスケールが短いために,磁石は追従できず,電磁場の変動が平均化されたような振る舞いをする.数十Hzの電波であれば,磁石が震える様子が確認できる.家庭用電源で試せばよい.
HR図を作るためのデータは観測で得られるが,その解釈(質量光度関係など)は理論で導かれる.
同じ反応である.
星間ガス.
Heフラッシュのタイムスケールは非常に短いと考えられているが,余熱によって,それよりも長いタイムスケールで輝き続けると予想されるため,生命圏にとっては破局的かもしれない.
ウィーンの変位則を使って太陽に近い恒星を見つけたりするのに役立つ.また,太陽のピーク波長域を知ることは,地球生命の眼の進化の仕方に意味づけを行う上で重要.
右上に移動して赤色巨星に進化する.
p-pチェイン反応に関わっていなければ,ただプラズマ状態になって存在しているだけである.核反応に関わらないような元素は存在度が低いので,核反応を阻害したりする効果は無視できる.
一塊になって運動しているモノを粒子と呼んでいる.粒子には,「階層性」があり,その最下層が,「素粒子」である.電子や光子,ニュートリノ,クォークがこれに当たる.複数の粒子が集まって一塊になると,「複合粒子」と呼ばれる.原子は,原子核と電子からなる複合粒子である.
一方,量子は物理量の最小単位の事を指す.一般に,物理量の量子化の手続きには,素粒子の理論が介在する.
太陽はピーク波長以外の光も多く含んでいるからである.人間の網膜にある錐体細胞は,赤・緑・青の受容細胞があり,それらが刺激される組み合わせによって色を認知している.太陽の光は緑以外の色も多く含んでいるので,緑以外の受容細胞も刺激され,太陽光は緑色に見えない.
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