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国際宇宙ステーション (ISS : International Space Station) 日本実験モジュール (JEM : Japanese Experiment Module) 曝露部 (EF : Exposed Facility) において,雷雲地上間放電に伴い成層圏・中間圏・下部熱圏で発生する,高高度放電発光現象(スプライト・エルブス,ブルージェット)を観測するミッション JEM-GLIMS (Global Lightning and sprIte MeasurementS on JEM-EF) が進行中です。JEM-GLIMSの大きな特徴は,高度400 kmの軌道上から高高度放電発光現象を天底観測することにあり,このため,地上観測からは困難であったスプライトの水平方向の空間的発生分布を詳細にとらえることができる点にあります。

JEM-GLIMSは,「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォーム第2期利用ミッションの1つとして採択され,開発フェーズへの移行が2008年11月に認められました。すでにJEM-GLIMSの機器開発は2010年11月に完了しています。その後システム側へ引き渡し,バスであるポート共有実験装置(MCE : Multi-mission Consolidated Equipment)に組み込まれました。その後,全てのシステム試験が2012年2月に完了し,MCEはHTV(こうのとり)3号機に組み込まれました。HTV3は2012年7月21日に種子島宇宙センターからH-IIBロケットによって打上げられ,2012年7月28日にはHTV3が無事にISSにドッキングしました。さらに2012年8月9日には無事にMCEがJEM曝露部に設置されました。

その後,JEM-GLIMSは機器の健全性を確かめる初期運用を2012年9月末から実施しました。2012年11月12日にはこれを無事に完了し,その後テスト観測を継続して実施しました。2012年12月20日は,JEM-GLIMSは定常運用に移行し,今後2年間の軌道上観測を実施します。

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    (Update : 2014/07/03)GLIMSの研究成果 NASAがISSでの成果トップ3に選出!
    2014年6月17-19日にシカゴにて開催された "ISS Research & Development Conference" にて,NASA が GLIMS の観測・研究を「ISSでの成果トップ3」に選出しました。あわせて,JEM-GLIMSを率いる佐藤光輝 (北大) は,会場にて "Top Discovery in Microgravity" を受賞しました!。

    NASA HPでの記事紹介サイト
    JAXA HPでの記事紹介サイト

     

    (Update : 2013/11/20) ・JEM-GLIMSの定常運用が無事に1年を経過しました。 2013年11月20日

    (Update : 2012/12/21)JAXAからJEM-GLIMS初期観測結果に関するプレスリリースが発表されました。 詳しくはこちらのJAXA HPへ。
    LSI image
    図. 2012/11/27 14:51:44.408UTに観測したマレーシア上空で発生した雷放電のLSI画像。

    (Update : 2012/12/20) ・JEM-GLIMSの初期チェックアウト運用が完了し定常運用に移行しました。2年間の観測を開始します。
    (Update : 2012/11/06) ・JEM-GLIMSの初期チェックアウト運用を継続中です。ファーストライトに成功しました!
    (Update : 2012/08/09) ・JEM-GLIMSを内蔵するポート共有実験装置(MCE)がJEM曝露部に取付けられました!
    (Update : 2012/07/28) ・HTV3号機がISSにドッキング完了しました! 2012/7/28(土) 00:20 JST
    (Update : 2012/07/21) ・JEM-GLIMSを搭載したH-IIBロケット / HTV3号機が種子島宇宙センターから打上げられました! 2012/7/21(土) 11:06:18 JST

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