情報実験機ではマザーボードに一体化したネットワークカードを使用しています (このことを「ネットワークカードがオンボードで実装されている」と言います。 一体化しているのにカードと呼ぶのは奇妙かもしれませんが、カードと呼ぶのが 慣例となっているようです)。 マザーボード (ASUS 社製 P5Q Deluxe) 上のネットワークカード 付属のドライバは Windows 7 に対応していますが、 対応していないカードを使う場合には対応するドライバを web 上からダウンロードしてそれをインストールするか、 あるいは付属品のサポート CD を使ってインストールする 必要があります。 今回はチェックだけ行い、ネットワークの設定に進みましょう。
Windows が現時点でネットワークカードを認識しているか調べましょう。
"イーサネットコントローラのプロパティ" を見ると 「このデバイスは正常に動作しています」となっていて ネットワークカードが OS から認識されていることが分かります。 ちなみに Ethernet Controller が二つあるのは、このマザーボードが二つのネットワークカードを搭載しているためです。
ここでは「IP アドレスを自動的に取得する」のチェックを外して 「次の IP アドレスを使う」にチェックを入れ、 以下に示すネットワークパラメータを入力してネットワークに接続します。
設定項目 | 答え方 |
---|---|
IP アドレス | 192.168.16.1** (** には各 PC の番号を入れて下さい) |
サブネットマスク | 255.255.255.0 |
ドメイン名 | ep.sci.hokudai.ac.jp |
DNS | 優先:133.87.45.70, 代替: 133.87.45.66 |
デフォルトゲートウェイ | 192.168.16.1 |
[詳細設定] をクリックし、さらに上の「DNS」タブをクリック。 "この接続の DNS サフィックス" に "ep.sci.hokudai.ac.jp" を入力。 "この接続のアドレスを DNS に登録する" のチェックを外して [OK]。 「インターネットプロトコルバージョン4」のパネルに戻るので [OK]。 さらに「ローカルエリア接続2 のプロパティ」のパネルに戻るので [閉じる]。
それでは実際にブラウザを立ち上げてネットワーク接続が成功したか確認 してみましょう。
[スタート] → [インターネット (Internet Explorer)] としてブラウザを起動します。 "アドレス" の欄に "http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~inex/" と入力してみましょ う。ちゃんと INEX のページが表示されましたか?
尚、OS インストールした直後はソフトウエアが出荷時の状態ままで、 出荷後に見つかったプログラムミス(バグ)に対応できていません。 クラッカー達は大抵はネットワークを通じ、そうした「穴」に付け込んで 不正侵入等の悪事を企てます。
ですから OS インストール後、ネットワークに接続可能になったら、 すぐに古くなったソフトウエアを更新する必要があります。 その方法は次の "ユーザアカウント・パスワードの設定"の後に説明します。
更新情報: 2011/06/18 高橋康人 | Copyright © 2011 inex |